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寒い日はこのヒップホップで暖まろう ~ALLSEASON EP. By STUTS×SIKK-O×鈴木真海子 ~

/ 2017年11月21日 /

寒い冬の日にほっこりとしたこんなヒップホップはいかがでしょうか。……と書いてはみたものの、曲のタイトルは「サマー・シチュエーション」。夏をテーマにした曲なのですね……。

でも、フリー・ソウルと呼ばれそうなソウル、そしてシティ・ポップのテイストをうっすらと取り込み、1年が終わるときに感じる切なさに似た雰囲気を漂わせるトラックは何だか冬っぽい。ユニコーンの「雪が降る町」に近い雰囲気を感じます。ビートの上を鮮やかに滑るエレキ・ギターの響きが気持ちいい!

それからもう1曲は「サマー・シチュエーション」をいくらかかわらいらしく、ファニーにした「0℃の日曜」。これは冬をテーマにした曲のようです。この曲の華やかさとキュートさはクリスマスのイルミネーションのよう? そんな2曲を収めた日本人トラックメイカー、スタッツによるEP作品です。

スタッツが手掛けた温もりのあるトラックの心地よさもさることながら、チェルミコの鈴木真海子とトーキョー・ヘルス・クラブのSIKK-Oによる、肌ざわりのいいフランネルシャツのように、耳に心地よくなじむラップもたまらなくいい。この普段着の心地よさ、いつまでも続けよと……。



クールなジャズ・セッションで生まれた流麗な音の連なりの記録 ~Idiom By Joe Armon-Jones & Maxwell Owin~

/ 2017年11月18日 /

流麗なジャズ・ファンク、もしくはジャズ・ハウス、いや、クールなアフロ・ファンクか? ダンス・ミュージックらしい4つ打ちに入る場面はそれほどなく、多くは4つ打ちに入りそうで入らないところをキープしながら、ダンサブルと言えるのか、言えないのか……、というあたりの絶妙のテンションの演奏を展開しています。

演奏はロンドンで活動していると思われる、ジョー・アーモン・ジョーンズなるキーボーディストと、ベースやダブエフェクトを担当するマクスウェル・オウィンなる人物が中心。他にはドラム、サックス、ギターが加わっています。

音のテンションを上げたり下げたりしていく流れ……、この流れが実に流麗。冒頭で流麗な~と書いたのはこの演奏ゆえ。上がっていくところと下がっていくところの繋ぎ目がなめらかに繋がり、シームレスに音のテンションの上げ下げが行われているのが特徴です。

キーボードはドラムやベースが構築したリズムの上を転がるように、サックスは風のように流れていきます。ある日のスタジオでのセッションの記録……、といった趣の一筆書きのような作品。ライヴの映像もかっこいいので、ぜひ見てください。





ヌジャベス、そしてJ・ディラに捧ぐ? ~Sky [one EP for Nujabes and J Dilla] By Saito~

/ 2017年11月14日 /

タイトルからしてヌジャベスとJ・ディラ。音ももちろんこの2人に近いものを思わせます。とはいえ、どちらかというとヌジャベス寄り? J・ディラ風のヨレたリズムや硬質なビートはそれほど……というか、まったくと言っていいほどありません。そんなインストゥルメンタルのジャジー・ヒップホップを展開しています。

作者はイタリア人の方のようですが、Saitoと表記してサイトーと読む……、のでしょうか……? ピアノ(キーボード)や笛のような音のフレーズなんかには和のテイストを感じる瞬間があり、イタリア在住の日本人の方なのかな?と思ったりも。



1週間の終わりにはこんな音楽を…… ~Ghosts By Soulostar~

/ 2017年11月12日 /

きれいな夕焼けの中を家に帰るとき、この音楽がフィットしたら……、それはもうたまらなくロマンティックな気持ちになることでしょう。1週間の終わりに合う? アメリカのSoulostarなるクリエイターによる曲です。

音楽としてはカームとヌジャベスを結んだちょうど中間地点に置かれたような、リリカルでメロウ、そしてチルアウト感のあるジャジーなエレクトロニカ、もしくはブレイクビーツといったところでしょうか。

流麗に流れるアコースティック・ギターと女性シンガーの歌声(サンプル?)が心地よく、気持ちよく響いています。



ぼくらの、わたしたちの生活に寄り添うヒップホップって、こんな感じ? ~THREE By TOSHIKI HAYASHI (%C)~

/ 2017年11月10日 /

日本の歌謡曲、あるいはシティ・ポップといったあたりの感触を含みながらも、それでもまさにヒップホップ! そんなところがいい……、というか大好きです。黄昏時に聴こえてきそうな、このメロウなヒップホップにメロメロなわけです。

軽やかに弾む弾力のあるビートと、シティ・ポップをスローにしてメロウな感触の音だけを抽出したかのような、ソウルフルなウワモノの音が絡み合うトラックのカッコヨサ、そして心地よさがもうたまりません。

1990年代にアメリカで生まれた、オーセンティックとも言えるヒップホップを思わせる瞬間がありつつ、それと同時に日本人らしいやわらかさ、繊細さを感じます。気持ちがほぐれていくチルアウト感もうっすらと……。

Kan Sano、jjj、CHIYORI、CBS……などといった豪華なゲストが参加し、彼らのラップや歌、演奏はトラックにやさしく寄り添い、メロウな世界を演出するのに一役買っています。ぼくらの、わたしたちの日常を輝かせるヒップホップ。





 
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