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やっぱりクラシカルな雰囲気を振りまく、ロイル・カーナーのライヴ映像 ~The Isle of Arran By Loyle Carner~

/ 2017年10月16日 /

ゴスペルの曲をサンプリングしたことが話題にもなった、イギリス・サウスロンドン出身のMC、ロイル・カーナーのデビュー作『イエスタデイズ・ゴーン』。ユーチューブにアップされたライヴ映像ではゴスペルをサンプリングした……、ではなく、約10人編成のゴスペル隊をバックにラップをしていました。

『イエスタデイズ~』に通じる、このクラシカルな雰囲気はヒップホップではなかなか味わえないものではないでしょうか。カニエ・ウエストのデビュー作にあったヤンチャさを差っ引いたらこんな感じ?





このユルいインストゥルメンタル・ヒップホップには牧歌的という言葉を使おうか ~buffalo man & eagle king By wun two~

/ 2017年10月15日 /

ユルくたゆたうスローなテンポのビートに乗っておだやかな旅に出ましょうか。ユルいインストゥルメンタル・ヒップホップの作り手の名手、wun twoによる、この牧歌的なインストゥルメンタル・ヒップホップをBGMにして……。

心地よい風が吹く高原を、口笛を吹きながら散歩している、そんな光景が目に浮かぶほどにのんびりとした空気を感じます。この空気を生んでいるのは、もっさりとしたあたたかみのある音。ほっこりとした気持ちにさせてくれる音です。

そんな音のヒップホップを主体にして、ジャズやボサノヴァ、ブルースの香りをうっすらと振りまきながら進む、約11分間の旅。いくつかの曲から成り立っていて、組曲っぽい作りになっています。



モクモクと、モヤモヤと、煙たく漂う音に身をまかせて ~NICKELMAN / FarragoL By NICKELMAN / FarragoL~

/ 2017年10月4日 /

いやー、煙たい。これは煙たい。ドラムの音は輪郭がボヤけ、電子音は何層ものフィルターを通過したかのごときかすれ方をして、ヴォイス・サンプルは古いビデオテープの音声のように響く……、といった風にすべての音がモクモクと、そしてモヤモヤとしています。

日本人ビートメイカーのNICKELMANと台湾のビートメイカー、FarragoLによる楽曲を1つにまとめた本作には、そんな煙たくかすんだスモーキーな音を基調にした、ローファイなインストゥルメンタル・ヒップホップが並んでいます。

両者の楽曲のスタイルにそれほど変わりはなく、あえてちがいを挙げるとするのであれば、NICKELMANがややダブやジャズに寄っていて、FarragoLがややソウルやディスコに寄っている……、と言えるか……?

それよりもまずは、ここに濃密に漂うアンダーグラウンドの香り……。それを楽しめれば、それに酔うことができれば、いいのではないでしょうか。



これはきらびやかな星空を舞う歌声か ~Dive By Sundial~

/ 2017年10月3日 /

フューチャー・ソウルとアーバン・ソウル、そしてシティ・ポップ、それからブレイクビーツやビート・ミュージックの理想的な融合……、とでもいったところでしょうか。アメリカのユニット、サンダイアルの新曲はそんないつも通りのサンダイアルらしい音楽です。

何よりもいいのは、やや派手めのトラックに流されることのない、歌が中心にあるところ。きらやびかな電子音に軽やかに乗る、少しばかりリリカルなメロディ、いいサウンドといいビートを聴くことができます。





都市に響くワルくてセクシーなブラック・ミュージック ~ILL BRO​$​E By ILLSUGI + FITZ AMBRO$E~

/ 2017年9月30日 /

ヒップホップのビートメイカーが作る野蛮なマシン・ファンク、もしくは骨格だけでできたフューチャー・ソウル? ズシンズシンと鳴るリズムと、コンクリートの壁をえぐりそうなほどの硬さと重さを感じさせるベースが低音域を支え、その上に乗っかる電子音とヴォイス・サンプルの響きは妙になまめかしい……。

日本人ビートメイカーのイルスギと、カナダ出身で現在は日本に住むビートメイカーであるフィッツ・アンブローズが、ここで展開するのはそんな音楽です。いたる所で聴こえてくるセクシーな音が、深夜の都会を思わせる、ワルい雰囲気の中で鳴るからなのか、よりセクシーさを際立たせているように感じます。

ヒップホップからはワルさを、ソウルやファンクからはセクシーさを引き継ぎ、そしてできあがった、ほんの少しの甘さを含んだワイルドな香り……。この香りが体にまとわりつくように漂っています。



心地よい光の渦の中へと誘う、これはエレクトロニカか、オーガニックなバレアリックか? ~7717 By KETA RA~

/ 2017年9月26日 /

反復するギターは小鳥のかわいらしいさえずりのように、そしてやらわかく弾むリズムは草原を駆ける草食動物の足音のように……、そんな風に響く音たちで構成された音楽。聴いていると、春の陽光に包まれたかのごとき心地よさを覚えます。

日本人クリエイターのケタ・ラがサウンドクラウドにアップしていた曲。カテゴライズするのであれば、エレクトロニカ、ニュー・エイジ、ポスト・クラシカル……といったあたりでしょうか。オーガニックなバレアリックとも言える?

シンプルなフレーズを反復するギターとリズムだけで、こんなに心地よい曲が作れるのですね。心地よくて眠りに落ちそうです。



 
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