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サウンドクラウドで見つけたヒップホップのリミックス 2本

/ 2014年4月30日 /

今日取り上げる2曲は2010年以降のダンス・ミュージックのテイストを取り入れたようなリミックスです。取り入れたではなく、通過させたと言ってもいいのかな。日本人ビートメイカーのstarRo(スターロ)によるアウトキャストのリミックスと、Kartellというフランスのビートメイカー(?)によるスヌープ・ドッグのリミックスです。



まずはstarRoのリミックス。starRoがオリジナルにある浮遊感をさらに増幅させて、フューチャー・ソウルっぽい、starRoらしい曲に仕上げています。“starRo Bossa Edit”というのは、starRo流のボサノヴァということ?



【オリジナル】




Kartellのリミックスはオリジナルのビートを強くして、オリジナルよりもちょっとだけダンサブルにしています。ファレル・ウィリアムスが参加しているんですね、この曲。



【オリジナル】


ダンサブルでグルーヴィな都市型民族音楽 ~Best Of Quantic Mix by J.Rocc~

/ 2014年4月29日 /

イギリスのクリエイター、クアンティックが新作をリリースするというので、過去の作品や音源を調べていたら、クアンティックの音源を使ったかっこいいミックスがアップされていました。ミックスしたのはJ・ロック。これはかっこいいに決まっているでしょう。無料でダウンロードできます。

このミックスはクアンティックのベスト・アルバム『ザ・ベスト・オブ・クアンティック』がリリースされたときにアップされたもののようです。ベスト・アルバムのリリースが2011年7月なので、このミックスがアップされたのは3年ぐらい前?

クアンティックの新作は“都市型民族音楽集”というコンセプトがあるとのこと。このミックスを聴いていると、そのコンセプトは新作に限ったものではないのではないかと、そんなことを思います。J・ロックが繋いでいく曲にも”都市型民族音楽”と言えるようなテイストがあります。アーバンなワールド・ミュージックというか、黒くないブラック・ミュージックというか。そしてダンサブル&グルーヴィ!



ナズ『イルマティック』がリリースから20年…… ~Solid Steel Radio Show 25/4/2014 Part 1 + 2 - DJ Moneyshot~

/ 2014年4月28日 /

このブログでドイツ・ベルリンのビートピートというDJのミックスを“すばらしい、かっこいい”と絶賛しています。それに負けず劣らず、すばらしいミックスをアップしているのが、イギリス・ブリストルのDJであるDJマネーショットです。つい最近アップされたこのミックスもかっこいい。無料でダウンロードできます。

DJマネーショットはこれまでにパブリック・エネミーやビースティ・ボーイズなどの曲を中心に取り上げたミックス(いわゆるトリビュート・ミックスというもの)をアップしています。そして今回取り上げているのはナズです。2014年はナズの名作『イルマティック』がリリースされてからちょうど20年にあたる年であるということから、『イルマティック』のトリビュート・ミックスとして制作されたミックスです。

ナズの曲だけではなく、元ネタやナズのインタビューの音声なども使っているようです。トラックリストを見ると、わりと緻密に作っていそうなのだけど、音そのものは程よくアグレッシヴ。猥雑なエネルギーみたいなものが溢れんばかりに詰め込まれていて、そういうところがかっこいいですね。路上のすなぼこりをかぶったような音が聴こえる。



Tracklist:
Geoffrey Sumner_Train Sequence_DECCA
Nas_Freestyle on Stretch & Bobbito'93_mp3
Zorro Dialogue_Wild Style_First Run Features
Lee Erwin_Thief of Baghdad_Angel Records
Nas_Interview_mp3
Nas_Represent_Columbia
Whodini_One Love_Columbia
Nas_One Love (LG Instrumental)_Columbia
Nas_Interview_mp3
The Heath Brothers_Smilin'Billy Suite_Strata-East
Parliament_Come in Out of the Rain_Invictus
Nas_One Love (One L Main Mix) _ Columbia
Nas_Memory Lane_Columbia
Nas_Memory Lane (DJ Premier Remix)_Columbia
Craig G_Droppin' Science_Cold Chillin'
Lee Dorsey_Get Out My Life, Woman_Stateside
Nas feat. AZ_Life’s a Bitch (Acapella)_Columbia
Nas feat. AZ_Life’s a Bitch (Arsenal Mix)_Columbia
Grover Washington, Jr._Black Frost_Kudu
Nas feat. AZ_Life’s a Bitch (Buckwild Remix)_Columbia
Nas_The World Is Yours (Tip Mix Instrumental)_Columbia
Nas_Interview_mp3
Ahmad Jamal_I Love Music_Impulse!
Nas_The World Is Yours_Columbia
Nas_The World Is Yours (Acapella)_Columbia
DJ Moneyshot_Stretch's Freestyle Beat_mp3
Bobbito García_On the Phone to M$_mp3
Nas_Freestyle on Stretch & Bobbito' 93_mp3
Nas_Life is Like A Dice Game (unreleased)_mp3
Mountain_Long Red (Live) (Drums)_Island
The Gap Band_Yearning For Your Love_Mercury
Stanley Clarke_Slow Dance_Epic
Eric B. & Rakim_Mahogany_MCA
Nas_Interview_mp3
Joe Chambers_Mind Rain_Muse
Donald Byrd‎_Flight Time (Loop)_Blue Note
Kool & The Gang_N.T (Drums)_De-Lite Records
Nas_N.Y State of Mind_Columbia
Main Source feat. Nas_Live at the Barbecue_Wild Pitch
Nas_Interview_mp3
MC Serch feat. Nas_Back to the Grill Again_Def Jam
T La Rock & Jazzy Jay_It's Yours_Partytime Records
Nas_Understanding (unreleased)_mp3
Biz Markie_Nobody Beats the Biz_Cold Chillin'
Nas_It Aint Hard To Tell (Large Professor Remix Instrumental)_Columbia
Michael Jackson_Human Nature_Epic
Nas_It Aint Hard To Tell (Acapella)_Columbia
Nas_It Aint Hard To Tell_Columbia
Average White Band_School Boy Crush (Drums)_Atlantic
Japanese Hair Cast_Dead End_RCA Victor
Nas_Half Time (Butcher Remix)_Columbia
Nas_Half Time_Columbia
Gary Byrd_Soul Travellin’_RCA Victor
Nas_I’m A Villain (unreleased)_mp3
The Blue Jays_What Do You Want From Me Woman?_Map City
Nas_Just Another Day In The Projects (unreleased)_mp3
Nas_Interview_mp3
Reuben Wilson_We're in Love_Blue Note
Chris Stein_Subway Theme_Animal Records
Zorro Dialogue_Wild Style_First Run Features

Bigflo & Oli ニュー・ヴィデオ ~Bigflo & Oli - Gangsta~

/ 2014年4月27日 /
このブログで少し前に一度取り上げたフランスのヒップホップ・デュオ、Bigflo & Oliの新しいヴィデオがアップされていました。「ギャングスタ」というタイトルの曲なのだけど、ギャングスタ・ラップではありません。まあ、何を言っているのかまったく分からないので、もしかしたらギャングっぽいことを言っているのかもしれないけど。

それにしてもこのワルガキっぽいところがいいですね。洗練されたというか、アーバンというか、そういう中にワルガキっぽさがあるのが新鮮。ヤンキーじゃなくて、ワルガキという言葉がしっくりくるように思います。


DJカム ライヴ・ミックス音源 ~Live at Wanderlust Paris / New disco New house mix~

/ 2014年4月26日 /

フランスのDJ/クリエイターであるDJカムのライヴ・ミックス音源がアップされていました。パリの“Wanderlust”という会場でDJをやったときの音源のようです。いつのものかは分かりません。DJカムはアブストラクト・ヒップホップ、あとはジャズを取り入れたヒップホップのクリエイターという印象がありましたが、このミックスではニュー・ディスコをプレイしています。

ほー、DJカムはこういうミックスもするんだなあと思いながら聴き始めてみたら、これがとてもいいんです。DJカムらしいなまめかしい色気があるのとオシャレな雰囲気があるのはもちろん、ねばりのある低音域の音が何と言っても気持ちいい。

BPM100ぐらいのゆったりとしたテンポのニュー・ディスコっぽい曲からスタートし、中盤から後半はBPM130ぐらいまでテンポをグイグイと上げて、ファンキーであったり、ジャジーであったり、ブギーであったり……、というハウスをプレイしています。中盤から後半にかけての流れの中で、ちょっとばかり強引にBPMを上げていくところは、いかにもライヴといった感じが出ていて楽しい。臨場感があります。

あと、曲が切り替わる部分でリズムがずれている箇所があるので、ヴァイナルをプレイしているのだと思います。いまではヴァイナルでDJをやる人は少ないようです。DJカムは必ずヴァイナルでDJをやるのかな?



朴訥とした雰囲気の中に漂う色気 チェット・フェイカー ライヴ映像 ~Chet Faker Live Sessions~

/ 2014年4月25日 /

もっとも有名な日本の夏フェスといえば、フジロックか、サマーソニックか、といったところでしょうか。フジロックの出演アーティストはいまのところ第6弾まで発表されています。その第6弾の中にチェット・フェイカーの名前が! まったく夏っぽくない音楽を演奏するこの人のライヴは楽しみです。ということで、ユーチューブで映像を探してみたら、ステキなライヴ映像がアップされていました。

ユルいダウンテンポとソウルやR&Bを混ぜ合わせたような感じ? けだるくたゆたう歌声とローズ・ピアノの音がたまらなくいいですね。朴訥とした雰囲気を感じるのに色気があるのが不思議。ニット帽にサンタクロースのようなヒゲというヴィジュアルもいい!





上の2つはシンガーソングライターといった感じなのですが、下の映像ではサンプラーを使って、ポスト・ダブステップにカテゴライズできそうな音楽をやっています。おもしろい人だなあ。



ヒップホップ リミックス 3本

/ 2014年4月24日 /

サウンドクラウドで見つけたヒップホップのリミックスを3曲紹介します。今回紹介する3曲は“超”を付けてもいいほど、有名なアーティストの曲です。それにしても、“ヒップホップ リミックス 3本”というタイトルは色気がないですね。もっとクールなタイトルを考えよう。



まずはデ・ラ・ソウルがコモンをフィーチャーした曲のリミックスです。西部劇のサウンドトラックになりそうな(?)感じの曲に作り替えています。何だかアーシーな感じがしませんか? エキゾチックな雰囲気のピアノのメロディが印象的。



【オリジナル】



次はスヌープ・ドッグとデイム・ファンクによるユニット、セブン・デイズ・オブ・ファンクの曲のリミックスです。オリジナルはフューチャー・ソウルのテイストを取り入れたようなアーバンな雰囲気のヒップホップ。そのオリジナルにドラムンベースっぽいリズムを突っ込んだという感じでしょうか。



【オリジナル】



最後はJ・ディラの曲のリミックス。こちらは原曲が見つかりませんでした。クッキン・ソウルという3人組のユニットがリミックスをしています。クッキン・ソウルのプロフィールはこちらから。すごくおもしろいことをやっていそうなユニットです。



古のハウス・ミュージック ~Glenn Underground Boiler Room Chicago DJ Set~

/ 2014年4月23日 /
シカゴ・ハウスのDJ/クリエイターとして知られる、グレン・アンダーグラウンドのDJの映像がアップされていました。昨今のダンス・ミュージックなど気にもかけないかのように、オールドスクールのハウスをプレイしています。シカゴ・ハウスの重鎮と言われるような人ですから、重鎮らしいといったところでしょうか。

ファンキーなものやジャジーなものからディープなもの、そしてヴォーカルもの……、そういうテイストのハウスでまとめています。エレクトロニックな音の中に程よく生音を加えた温もりのある音が気持ちいい。ダンサブルでありつつ、ちょうどいい具合に落ち着いたテンションもいい感じです。


戦前のジャズ and 歌謡曲・ミーツ・ヒップホップ? ~Slowly by matatabi~

/ 2014年4月21日 /

日本人ビートメイカーのmatatabiが新しい音源『Slowly』をアップしていました。無料でダウンロードできます。この音源がまたおもしろい。戦前のジャズか歌謡曲のどちらか、あるいはその両方をヒップホップにくっつけたような音楽を展開しています。1曲目を聴けばこのことが分かると思います。

matatabiはダウンテンポやチルアウト寄りのヒップホップにジャズを絡めたような音楽を作っていて、まあ、ジャズのテイストはあったわけです。でも、ここまで古いジャズ(古い歌謡曲)を持ってくることはなかった、というか、筆者が聴いた音源の中にはありませんでした。古いジャズや歌謡曲を意識してこれを作ったのか気になるところです。

バサバサとしていて、モクモクとしていて、モコモコとしている、ほこりをかぶったような古めかしい音がいい感じ。この音が戦前のジャズと歌謡曲を想起させるんですね。おじいちゃんおばあちゃんの家の押入れに眠っている古いレコードを引っ張り出してきて聴いているみたい。



週末はチルアウト ~BeatPete - Organic Grooves & Dusty Beats - Mixtape 2014~

/ 2014年4月20日 /

いつもとてもいいミックスを届けてくれるベルリンのDJ、ビートピートが新しいミックスをアップしていました。無料でダウンロードできます。ビートピートのミックスはヒップホップを使ったものしか聴いたことがなかったのですが、このミックスではゆったりとしたテンポのソウルやファンクを中心にしつつ、ジャズやボサノヴァっぽい曲を織り交ぜています。ヒップホップは少し。

そして昨日紹介したナイトメアズ・オン・ワックスのユルいミックスと同じように、このミックスもユルい。ユラユラと揺らめくようにひとつの曲が終わって次の曲が浮かび上がってくるという感じ。ストーリー性(起承転結とも言うかな)みたいなものがそれほどなく、だからこそ、力の抜けたユルい空気が出ているように思います。揺らめく煙のようにユラユラと……。気持ちよくチルアウトできます。

どういうわけか昨日と今日の土日はチルアウトできるミックスを取り上げました。これからの週末は昨日と今日で取り上げたミックスを聴きながら過ごしてはいかがでしょう。



心地よいまどろみに導くビートダウン・ハウス ~Nightmares on wax presents Wax Da Box April 8th 2014~

/ 2014年4月19日 /

何なんでしょう、このユルさ。ナイトメアズ・オン・ワックスが手がける音楽は、なぜこうもユルいのでしょう。ナイトメアズ・オン・ワックスはジョージ・エブリンというイギリス人クリエイターのソロ・ユニット。この人が作る音楽からはどうやったってなくならないんじゃないでしょうか、このユルさ。

最近アップされていたミックスもユルユルのとてもいい内容に仕上がっているので紹介します。BPM105ぐらいのゆったりとしたテンポをキープしながら、チルアウト寄りのソウル/ファンクというか、ビートダウン・ハウスというか……、そんな感じの音楽を展開しています。サンバやダブ、あとはラテン?っぽいテイストも忍び込ませています。

踊るためのダンス・ミュージックと捉えるか、心地よく過ごすためのチルアウト・ミュージックと捉えるか……、人によって分かれそうなミックスです。ちなみに筆者にとってはチルアウト。これを聴いていると、暖かい夏の日差し(暑い夏の日差し、ではないところが大事!)を浴びながら海辺でまどろんでいるような気持ちになるんだよなー。無料でダウンロードできます。



ボノボ ライヴ映像 ~EB.TV - BONOBO live in Prague (2014)~

/ 2014年4月18日 /
エレクトロニカやダウンテンポにカテゴライズされる音楽を作っているイギリス人クリエイター、ボノボのライヴ映像がアップされていました。2014年3月28日にチェコ・プラハで行われたエレクトロニック・ビーツというイヴェントでのライヴのようです。

音源だけを聴くと、ラップトップ1台でやっていそうな音楽にも聴こえますが、このライヴでは5人のメンバーからなるバンド編成で演奏しています。静かなしっとりとした展開からスッとリズムが立ち上がって、ダンサブルな展開に移るところがかっこいい! そしてダンサブルな展開に移っても、クールでスタイリッシュな雰囲気を保ち続けているのもいい。ところで、ボノボは日本でライヴをやったことはあるのかな?



マシンで作った曲を人力で再現 ~Beats Unraveled #9 by BINKBEATS: Windowlicker by Aphex Twin~

/ 2014年4月17日 /
マシンで作った曲を人力で再現するアーティスト、BINKBEATSが新しい映像をアップしていました。この人はいろいろなアーティストの曲をカヴァーしていて、今回カヴァーしたのはエイフェックス・ツインの「ウィンドウリッカー」です。

マシンで作った音をどうやって人力で再現するかというアイディアがやっぱりすごい。そして器用でもある。おもしろい音楽を人に聴かせる・見せるというのは、自分で曲を作ることばかりではないのですね。前にもこんなことを書いたような気がする。



【オリジナル】


ヒップホップ~ソウル~R&B リミックス3本

/ 2014年4月16日 /

サウンドクラウドで見つけたナイスなリミックスを取り上げます。こんな感じの記事が多いのは……、まあ、いいでしょう。気にせず行きましょう。



まずはカリフォルニア出身の韓国系アメリカ人MC/プロデューサー、ケロ・ワンによるディアンジェロ「スパニッシュ・ジョイント」のリミックスです。アダルトな雰囲気のジャズといった感じの原曲に、弾むような4つ打ちのリズムを入れて、原曲よりもダンサブルにしています。ビートとピアノの絡みがいい感じ。無料でダウンロードできます。



【原曲】



次はOrionAnakarisというロンドンのビートメイカーによる、ウータン・クランのメンバーであるメソッドマンとレッドマンの「How High」という曲のリミックス。ザラザラした質感のビートとジャジーなピアノ加 えています。OrionAnakarisは日本人ビートメイカーのmatatabiが所属しているレーベル、HardJazz7 Musicから作品をリリースしているようです。チェックしなくては!



【原曲】



こちらは横浜出身ロサンゼルス在住の日本人ビートメイカー、スターロによるリミックス。リミックスしたのはTemple(シンガーなのか、ビートメイカーなのか、ユニットなのか? 分かりません)の「Sunni Colón」という曲。原曲の揺らめくような雰囲気をさらに強めています。フューチャー・ソウルですね。無料でダウンロードできます。



【原曲】

メロウなヒップホップ/ブレイクビーツ ~Shungu - Culturize Radio Live Act - 12/04/2014~

/ 2014年4月15日 /

この手のユルいメロウなヒップホップ/ブレイクビーツを好む人はたくさんいるのではないでしょうか。ザラザラとした粗い質感の音、ユラユラと揺らめくシンセサイザーのフレーズ、ゆったりと進むビート……。リラックスしたというより、ユルユルに脱力した心地よい音を聴かせてくれます。チルアウト寄りのヒップホップといった感じですかね。

ベルギー・ブリュッセルのビートメイカー、Shunguが『Culturize Radio』というラジオ番組で披露したライヴ・ミックス音源です。無料でダウンロードできます。



国産のインストゥルメンタル・ヒップホップ

/ 2014年4月14日 /

最近、サウンドクラウドで見つけた国産のインストゥルメンタル・ヒップホップを取り上げます。こうやってかっこいい曲を作っているビートメイカーが日本にもたくさんいるのだなあと、いつものことながら思います。

今回取り上げた4曲はリズムのコンビネーションで聴かせるというよりも、シンセサイザーのメロディとサンプルなどのウワモノのコンビネーションで聴かせるような曲です。そしてコズミックというか、スペイシーというか、そういうテイストがやや強いかな?



場面がコロコロと切り替わる映画のように、展開がコロコロと切り替わる曲。その切り替わり方がゆるやかでおもしろい。





きらびやかなシンセサイザーのフレーズと沈み込んでいくビートが気持ちいい。Arµ-2とEeMuというビートメイカーの共作のようです。






「雨のサマサ」と「JAZZなんたらのラップ」はどちらも似たような作りの曲です。粗いビートを下敷きにして、ピアノやシンセサイザーのフレーズとサンプルの絡み合いで聴かせる……という感じでしょうか。ところで“サマサ”とは何でしょう?





ヒップホップ関連の映像2本 ~Madlib, BeatPete~

/ 2014年4月13日 /
マッドリブがトラックを作っている映像と、このブログで何度か(何度も、と言っていいかも!)取り上げたベルリンのDJ、ビートピートの映像がアップされていました。



マッドリブの映像はソニーのミュージックビデオレコーダーのプロモーション用と思われる映像です。マッドリブはこんなふうにトラックを作っているんですね。普通は5分程度で作る、とインタビューで言っていたのは本当なのか、どうなのか……。まあ、それはともかく、かっこいい映像に仕上がっています。





ビートピートの映像は定期的にアップしているミックスの映像です。内容はジャジーなヒップホップとアンダーグラウンドの香りが漂うヒップホップという、いつものミックスとほぼ同じ。それでもまったく飽きない。この人の選曲は本当に好きです。使っているレコードがアップで映るので、同じレコードを買おうと思えば買える!


madrob_beatsなる日本人ビートメイカー

/ 2014年4月12日 /

サウンドクラウドでmadrob_beatsという日本人ビートメイカーを見つけました。“マドロブビーツ”と読むようです。かっこいい曲を作っています。このブログで何度か取り上げた日本人ビートメイカー、matatabiと繋がりがあるようです。

マッドリブやJ・ディラのような粒の粗いビートを下敷きにして、ヒップホップにジャズのテイストを少し加えた音楽を作っています。薄暗い路地裏を想起させる、やさぐれた雰囲気がいい。とは言っても、正式な音源のリリースはまだしていないらしく、下に貼った曲だけしか聴いていないので、作風をちょっとだけしかつかめません。



『Midnight ep』はmatatabiとの共作のように見えるのだけど、“madrob side”と“matatabi side”という具合に分かれているので、共作ではなさそう。“madrob side”は「see you later good night」の方です。曇った音のバスドラムと粗い音のスネアが生む、やさぐれた雰囲気がやっぱりいいですね。“matatabi side”の曲のタイトルが「goodmorning newspaper」なので、朝と夜という対になるようになっているのだと思います。曲の雰囲気もmadrob_beatsがやさぐれているのならmatatabiはコミカルといった感じ。





こちらはPhaze MCとkazz-kunという2人のMCが参加しています。MCの声がトラックの雰囲気に合っています。クール!





その他





ディスク・レビューを書きました

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音楽レビューサイト『3055』に寄稿しました。

Various Artists 『LIFETIME BOOGIE INITIATION』
http://www.3055.jp/disc-reviews/lifetime-boogie-initiation.html

こちらのページで試聴できます。

エレクトロニカっぽいフォーク・ソング ~Bibio - Dye The Water Green Live Session~

/ 2014年4月11日 /
ビビオのセッション映像がアップされていました。エレクトロニカっぽいフォーク・ソングといった感じかな? フォークトロニカとは言えなさそう。しっとりとした音とやわらかい歌声に、淡い色合いの映像がうまくマッチしています。



プロモーション用のミックスと言いつつ…… ~The Find Magazine Presents: Jazzvolution - Chapter One - Promo Mix by BeatPete~

/ 2014年4月10日 /

このブログで何度か取り上げたベルリンのヒップホップDJ、ビートピートがまたまたかっこいいミックスをアップしていました。アンダーグラウンド・ヒップホップの情報を発信しているメディア、『ザ・ファインド・マガジン』がプロデュースした『ジャズヴォリューション・チャプター・1』というコンピレーション・アルバムのプロモーション用のミックスです。

プロモーション用(タイトルに“Promo Mix”とあるし)……と言いつつ、これだけで事足りてしまうんじゃないかと思わせるほどのミックスに仕上がっています。コンピレーションの方は買わなくていいじゃないかと……。いやー、このビートピートという人はハズしませんね。この人のミックスはどれもかっこいい。

内容は古めかしいジャズとヒップホップ/ブレイクビーツの融合といった感じです。ゆったりとしたテンポで流れていくヴィンテージ感のある音が心地よい。そして大人っぽいんだけどガキっぽいところも残っている、そんな雰囲気があるところもいいですね。個人的には20分以降の流れが特に好きです。



Tracklist:
1. Intro
2. Wes Montgomery - Scarborough Fair
3. Maloon TheBoom - Music Is Everything
4. FloFilz - Decor
5. Kirk Roland - The Inflated Tear
6. deeB - Canopy Creatures
7. Hubert Daviz - Revelation - Rework
8. Lex de Kalhex - Revelation
9. Julius Brockington - Forty-Nine Reasons
10. John Coltrane - Alabama
11. Arthur Verocai - Sylvia
12. Hubert Daviz - Pokus Dope Ra
13. Lex de Kalhex - Pokus Dope Ra - Rework
14. Luviia - Last Chaos
15. Moods - Nights On The Roof
16. Ahmad Jamal - Wave
17. Bhonstro - Maybe So
18. Jimmy Smith - I'll Close My Eyes

グルーヴマン・スポットがジャスティン・ティンバーレイクの曲をリミックス ~Justin Timberlake / Suit & Tie (grooveman Spot Remix)~

/ 2014年4月9日 /

ヒップホップやハウス、ソウルやジャズ……などの多くの黒人音楽を取り込む日本人トラックメイカー/DJであるグルーヴマン・スポットによる、ジャスティン・ティンバーレイク「スーツ&タイ」のリミックスがサウンドクラウドにアップされていました。このブログでジャスティン・ティンバーレイクのような超メジャーなシンガーを取り上げることはそれほど多くないので、取り上げてみます。

原曲はソウルですが、グルーヴマン・スポットはテンポ上げて、ゆったりめのテンポのディスコ・ハウスに仕上げています。この曲にはジェイ・Zが参加していて、ジェイ・Zのラップが入るとヒップ・ハウスになるという感じです。太くて軽快なビート、そしてさわやかな色気と華やかさ……、こういうところがいいのではないでしょうか。それと、この曲のミュージック・ヴィデオはかっこいいですね。



こちらが原曲

エディー・C ニュー・シングル ~eddie c/want to please(endless flight 59)~

/ 2014年4月8日 /

ビートダウン・ハウスのクリエイターであるエディー・C(プロフィールはこちら)が5月5日にニュー・シングルをリリースするようです。サウンドクラウドに音源がアップされていました。これがかっこいい! 下のプレイヤーで聴いてみてください。

BPM100~110ぐらいのゆったりとしたテンポのビートダウン・ハウスを多く作っているエディー・Cですが、このニュー・シングルではググッとBPMを上げて、ディスコ・ブギーっぽいダンサブルなハウスを作っています。

個人的には「want to please」という曲が特に好きです。ビコビコと鳴るベースがかっこいい。カール・クレイグだったか、ジョー・クラウゼルだったかが、DJのときにエディー・Cの曲を使っているようです。この曲も使うでしょう!



ユルくて甘いドリーム・ポップ ~Yumi Zouma - EP~

/ 2014年4月7日 /

インディ・ブロガーの間で話題沸騰中……とこちらのページでロッキング・オン編集部の羽鳥麻美さんが書いています。話題沸騰中らしいですよ、Yumi Zoumaという女性シンガー。と思ったら、KimとJoshとCharlieという3人がやっているユニットのようです。

最近、デビューEPをリリースしたらしく、音源がアップされていました。下のプレイヤーで聴けます。音楽的にはビーチ・ハウスやブラックバード・ブラックバードのようなドリーム・ポップ(チルウェイヴ?)です。シティ・ポップっぽいシンセ・ポップとも言えるのかな。天然のものと思われるチープな感じがキュート。いいなあ、こういう感じ。

そしてこのジャケットの女性はメンバーではないみたい。メンバーのKimとJoshとCharlieっていったい何者? こういうふざけたようなところも好きだなー。



追伸:ところで、このジャケット、1980年代の日本のアイドルのレコードみたいではないですか?

参考画像




ヒロシ・ワタナベ アンビエント・ミックス ~isolatedmix 44 - Kaito aka Hiroshi Watanabe~

/ 2014年4月6日 /

カイトという名義での活動で知られる日本人クリエイター、ヒロシ・ワタナベによるアンビエントの音源を使ったミックスがアップされていました。『astrangelyisolatedplace』というレーベルなのかメディアなのかよく分からない……、まあ、そのミックス・シリーズに提供したもののようです。無料でダウンロードできます。

昨日、ブログを書こうと思って、このミックスを聴いていたら寝てしまいました。気付いたら寝てましたー。そのため、昨日はブログを書かなかったわけです。それほどこのミックスは心地よい……とか書くと、なんとも単純な記事に……。

このミックスはそういう類の眠りに導く心地よさとはちょっと違う感覚があります。心地よいと表現される癒しの感覚よりも、暗い海の底に沈み込んでいくような、音の渦に飲み込まれていくような、そんな暗い感覚を覚えます。ダーク・アンビエントですね。

聴き手を底の方にゆっくりと沈めていく揺らめくストリングス、その上で静かに明滅するギターとピアノ、そして電子音が交錯するといった感じでしょうか。時間の感覚を狂わせる妖しげな感覚があります。ウルリッヒ・シュナウスなんかが好きな人は好きかも。



Tracklist:
01. Susumu Yokota - Azukiiro No Kaori
02. M83 - Sister (Part 1)
03. Deaf Center - City
04. Minilogue - Europhonia
05. Jean F. Cochois - Silence Unheard
06. John Foxx & Harold Budd - Here And Now
07. Gonno - Turn to Light
08. Walls - Vacant
09. Leo Abrahams - Sundown
10. Lawrence - Friday's Child (Special Intro Version)
11. Michael Stearns - Star Dreams (Peace Eternal)
12. Ken Hayakawa - Place To Stay Summer Breeze Version
13. Helios - Even Today
14. Model 500 - Starlight (Echospace Dub)
15. Deepchord Presents Echospace - Warm
16. Múm - Random Summer
17. Markus Guentner - Das Vergessene
18. Vessel - Tiny
19. Inner Science - Emerge
20. Justus Kohncke - Spukhafte Fernwirkung
21. Yagya - Rigning Fjórir
22. Popnoname - Nightliner
23. Naohito Uchiyama - Solea
24. Junyamabe - nomeans...no
25. M-koda - Conflict
26. Brian Eno & Harold Budd - Their Memories
27. Kaito - Until the end of time  (Beatless version)

Ill Fokusz Rawというビートメイカーについて

/ 2014年4月4日 /
今回はIll Fokusz Rawというビートメイカーを取り上げます。サウンドクラウドにアップされていた音源をたまたま見つけて、それがとてもいいんです。正式な作品のリリースがまだないようなので、“あなたが知っておくべきドープなビートメイカー”というタイトルを付けるのはやめました。

Ill Fokusz RawはHalf A Bluntという、中国やインドネシアのビートメイカーからなるクルーのメンバーのようです。リリカルなジャジー・ヒップホップとブーム・バップっぽい太いビートの絡み合い、といった感じの曲を作っています。ダウンテンポやチルアウトのテイストもある。ボーズ・オブ・カナダがヒップホップをやったらこうなるかも……と言えなくもないような……? 下のプレイヤーで聴いてみてください。



wun two ~あなたが知っておくべきドープなビートメイカー~

/ 2014年4月3日 /

ある音楽サイトからサンプリングしたこのタイトルの記事をまたしても書くことになりました。今回紹介するのはドイツのヒップホップ・レーベル、レディオ・ジューシーから作品をリリースしているwun twoです。『ザ・ファインド・マガジン』のこの特集で取り上げられていました。

下の『rio』は2014年1月18日にリリースされています。wun twoのいまのところの最新作です。この作品の特徴はユルーいヒップホップにブラジリアン・ジャズやボサノヴァなどのブラジル音楽を濃厚に溶け込ませているところです。芯を抜いたようなスカスカした感じのビートにブラジル音楽のテイストが絡み付いていく。

上質なチルアウトのような心地よさがある……、でもそれはヤバい方向にトリップさせてしまう麻薬のような心地よさ……、といった印象を受けます。ヒップホップ+ブラジル音楽というのがwun twoの音楽の特徴のようです。レディオ・ジューシーのミックス・シリーズに提供したミックスでも、そういうテイストの音楽を展開しています。



こちらがレディオ・ジューシーに提供したミックスです。



ディスク・レビューを書きました

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音楽レビュー・サイト『3055』に寄稿しました。このブログでも取り上げたことのある、リリィ・アンド・マデリンのデビュー・アルバムです。

Lily & Madeleine 『LILY & MADELEINE』
http://www.3055.jp/disc-reviews/lily-madeleine.html





J・ロック ライヴ・ミックス ~J Rocc Boiler Room London DJ Set~

/ 2014年4月2日 /
ストーンズ・スロウの一員でもあるDJ/トラックメイカー、J・ロックのライヴ・ミックスがアップされていました。映像と音源の両方があります。ヒップホップ/ブレイクビーツを軸にして、レゲエ/ダブからアフロっぽいハウス、そしてソウルやファンクあたりまでを取り込んでいます。サンバっぽい展開もあります。

ガムをくちゃくちゃかみながら楽しそうにプレイ。もちろん全体の流れを考えていると思いますが、そういうことを考えずに、やりたいようにやっているように見えます。それがいいですね。いろいろなテイストの曲をアグレッシヴに突っ込んでいく自由奔放なところがいい。それと、ブロック・パーティーでかかっていそうな雰囲気があるのもいい!




アメリゴ・ギャザウェイ ミックス音源 ~Amerigo Gazaway Live On Soundwaves Radio - March 22, 2014~

/ 2014年4月1日 /

少し前にヤシーン・ベイ(元モス・デフ)とマーヴィン・ゲイのマッシュアップ・アルバム『ヤシーン・ゲイ:ザ・ディパーチャー』をリリースしたアメリゴ・ギャザウェイのミックスがアップされていました。サウンドウェーブス・レディオというラジオ番組で行ったライヴの音源のようです。無料でダウンロードできます。

ソウルやファンク、ヒップホップを軸にした、楽しいミックスに仕上がっています。ヤシーン・ベイとマーヴィン・ゲイのマッシュアップも使っているようです。上げすぎず、下げすぎずのちょうどいいテンションをキープしています。家で聴くにはこれぐらいのテンションがちょうどいいかも。

アナログ・レコードっぽい質感の音や、弾みながら前に進んでいくようなビートが気持ちいい。18分以降で少しギアを上げていくところもいい感じ。約36分という短めのミックスで、最後の方はインタビューなので、もっと長めのミックスを聴きたいですね。本領発揮!といった感じの70分ぐらいのミックスを期待します。



 
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