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フェデリコ・デュランドによる暖かい雰囲気のオーガニックなアンビエント ~II By Federico Durand~

/ 2015年5月31日 /

アンビエント系の音楽を制作しているアルゼンチンのクリエイターである、フェデリコ・デュランドの新曲らしき曲がアップされていました。鐘のような音がかわいらしく響く、暖かいアンビエントを聴かせています。おだやかな約14分です。



サーフ・ミュージックっぽいところもある、ソウル+ファンク+ジャズ+ヒップホップ? ~Mocky - "Whistlin'" (Official Music Video)~

/ 2015年5月30日 /

ピッチフォークのユーチューブ・チャンネルにシブくてかっこいい映像がアップされていたので紹介します。カナダ出身のモッキーなるマルチ・インストゥルメンタリストのミュージック・ヴィデオです。モッキーのプロフィールはこちら

ソウルとファンク、ジャズを混ぜ合わせて、ヒップホップに落とし込んだような感じかな? そんなインストゥルメンタルを展開しています。トミー・ゲレロのようなサーフ・ミュージックっぽい雰囲気もあります。

ヴィンテージ感のある音とオシャレな雰囲気がよくて、セピア色のロード・ムーヴィーのような映像もいい! そしてこれからの季節に合いそうな夏っぽい空気が流れているのも、またいいではないですか。



EN Tokyoから新たな才能、Ti​MTなるビートメイカーが登場しました。 ~Avocados: By TiMT~

/ 2015年5月29日 /

やっぱり、まだまだいますね、素晴らしい才能がこの日本にも! ビート制作イヴェントであるEN Tokyoに関わる日本人ビートメイカーのTiMT。EN Tokyo関係の人物なのに、なぜいままで知らなかったのか、といったところではありますが……。それは置いておいて、まあ、とにかく素晴らしい才能を持ったビートメイカーです。

今年4月にリリースされた『Avocados:』。全6曲でトータルタイム約13分のEPと言っていいサイズのこの作品がかっこいい! 冒頭のイナタいホーンのフレーズが聴こえてきて、ズブッと沈むビートが打ち込まれた瞬間……、もうここで勝負あり! 最初の10秒ぐらいを聴いて、“あ、こりゃ、かっこいいわ”と思いました。

音楽的にはヒップホップとフューチャー・ソウル、フューチャー・ジャズを混ぜ合わせた感じです。粒の粗い重いドラムの上に、ツヤのあるホーンやピアノの音が鮮やかに乗っていく作りのインストゥルメンタルが中心。『ドーナッツ』のときのJ・ディラとラパラックスを混ぜたら、こんな感じ?

流麗に響くピアノと色気のあるヴォイス・サンプルを絡み合わせながら、ドラマチックともロマンチックとも言える雰囲気を演出する3曲目や4曲目、ホーンと電子音を高らかに鳴らしてアグレッシヴに展開する5曲目。

これらの曲を聴くと、ドラマチックであったり、ロマンチックであったり、アグレッシヴであったり……といった雰囲気を作るのが得意なのかなと思います。そしてひとつひとつの音が瑞々しく輝き、力強く視界を切り開いていくような空気が漂う、聴いていて気持ちのいい作品に仕上げています。

新たな才能……という言葉がよく合う、フレッシュさがあって、Ti​MTの才能をアピールするにはぴったりの作品ではないでしょうか。



都会の夜景を描いたようなラグジュアリーな雰囲気を漂わせるビート・ミュージック ~feeling ep By rethink~

/ 2015年5月28日 /

甘さ欠乏症の人はアメリカのビートメイカーであるrethinkのこのEPを聴くといいかもしれません。前回の記事で紹介したShea ButterのDJミックスに通じる、すっきりとした甘さがこの作品にもあります。

フライング・ロータスのレーベルであるブレインフィーダーから作品をリリースしている、ラパラックスの音楽が好きな人は好きになりそうな、ビート・ミュージックとソウル/R&Bを混ぜ合わせた音楽を展開しています。

ゆったりとしたテンポでやさしく打ち込まれるビート、透明感のある電子音となまめかしい女性ヴォーカルのヴォイス・サンプル……といった音がなめらかに絡み合っています。ちょっとアンビエントっぽいところもあり、それが音をキラリと輝かせているように感じます。

都会のきれいな夜景を描いたようなおしゃれさ、というよりもラグジュアリーな雰囲気かな? そういう雰囲気があるのがこの作品の特徴。夜、部屋で一人のときに聴くとハマるかもしれません。



甘すぎない、そしてメロウすぎない、夏っぽいさわやかな空気を漂わせるヒップホップのDJミックス ~Silent Selector Vol. 16: Shea Butter~

/ 2015年5月26日 /

この甘さとおしゃれさは若い女子に受けるでしょう。そしてワイルドな雰囲気も漂わせる、そんなヒップホップのDJミックスです。ちょっとハウス……、というよりもニュー・ディスコなのかな、そういう音楽のテイストも感じます。

ドイツのヒップホップDJであるビートピートや、いまをときめくMCであるジョーイ・バッドアスにトラックを提供したことでも知られるフレディ・ヨアキムなどが関わるアメリカのレーベル、メロウ・オレンジのDJミックス・シリーズの最新作です。無料でダウンロードできます。

アメリカのShea ButterなるDJがミックスしています。甘すぎない、メロウすぎない、すっきりとした甘さがあるところが何よりもいいですね。たとえば、カニエ・ウエストのややぶっきらぼうなラップが乗るところなんかは、すっきりと甘いトラックとのコントラストがいい感じに決まっています。

48分30秒あたりから始まるダロンドの「ディドゥント・アイ」が聴こえてきたときに流れる、上がるとも、なごむとも言える、ハッピーな空気! ここがこのDJミックスのハイライトでしょうか。全体的に夏っぽいさわやかな感じがあって、これからの季節に合いそうなことも付け加えておきます。



Tracklist:

Teeko X Mars Today Feat. Rojai - Elevation
DC -Feel Good
Knxwledge - &ikeepstht (TWRK)
Pase Rock - Nights
Hermitude - Ukiyo
Funky DL x Kanye West - Fall in Love with Diamonds (Shea Butter Blend)
Masego Music - I'm Jamaican
Slimkid3 & DJ Nu-Mark - No Pity Party
Marvin Gaye (Da Lion Groove Remix) - Sexual Healing
Ion the Prize - Award Tour (Yeah Y’all)
Misha - Movin’ On
Dabeull - TR-707 -
Utrecht - Too Far (ft. Jakil)
T-Pain - Up Down (Misha RMX)
Penthouse Penthouse - Let Me See That
D’Angelo - Devil's Pie Remix
Mary Jane Girls - All Night Long (Maker 8 bit Dub Edit)
Ester Phillips - Home is where the Hatred is
Darondo - Didn't I
DJ Day X Miles Bonny - Skyy, Can You Feel Me
Wajeed - Jeedo Suave

これからの日本のヒップホップ・シーンを担うであろう若手2人によるコラボレイト曲がさすがの仕上がり ~Bouquet By Kid Fresino & Linn Mori~

/ 2015年5月25日 /

日本のヒップホップ・グループであるFla$hBacksのビートメイカーでもあり、DJでもあり、MCでもあるというKid Fresinoと、日本人ビートメイカーのLinn Moriのコラボレイトによる曲がリリースされていました。どちらの名前を先に書くか少し迷ってしまったので、Kid Fresino & Linn Moriの名義と同じ順番にしてみました。

ザラザラした質感のドラムの上に、リリカルなメロディを奏でる霞んだピアノの音が乗る、ジャジーなヒップホップに仕上げています。ヌジャベスやJ・ディラのトラックが好きな人は好きでしょう。ラップもかっこいい!

そしてこの曲、こちらの記事で紹介したフランスのビートメイカーであるYuhehtの作品と同じ、Orikamiなるレーベルからリリースされています。Yuhehtもヌジャベスを想起させる曲を作っていて、この曲と似た香りを漂わせています。

このレーベルのことはそれほど気にしていませんでしたが、これからは気にしなくてはならない存在になりました。今後どういう作品をリリースするのか楽しみです。このコラボレイトによる次の作品も。





奇妙なチルアウト感を漂わせる……、この音楽はビート・ミュージックか? もしくはポスト・ロックか? ~NapSack EP By _eddie_~

/ 2015年5月24日 /

コミカルだなと思って聴き始めたら、そうではなくて、これはもうネジれていて、ヒネくれています。インストのヒップホップと言えばいいのか、ビート・ミュージックと言えばいいのか……。はたまた、ポスト・ロックと言ってもいいような……。

アメリカの_eddie_なるクリエイターがこの作品で展開するのはそんなヘンテコな音楽。簡素なドラムとちょっとヤサぐれた電子音、そして間の抜けたようなエレキ・ギターがフラフラと虚空をさまよっています。

音は聴き手に向かってくることなく、どこか別の世界で鳴っているかのよう。すべての音が完全に脱力していて、何だかそっけない。それが奇妙なチルアウト感を生んでいます。無料でダウンロードできるので、ぜひ聴いてみてください。



Linn Moriによる滑らかでしなやかで、そしてやさしい、日本人らしさがにじみ出たビート・ミュージック ~invisible vision By Linn Mori~

/ 2015年5月23日 /

itunesストアでもとてもよく売れているという、日本人ビートメイカー、Linn Moriの作品です。itunesストアで売れているということは、Linn Moriも日本を代表するビートメイカーの一人か……。

ヒップホップゆずりの太いビートが打ち込まれ、時にダイナミックで時にドラマチックな展開を見せながらも、日本人らしいきめの細やかさを感じさせるビート・ミュージックを展開しています。

ウネる低音域の上に乗るピアノや弦、電子音のメロディがたまらなく流麗で、気持ちよくて心地よくていい感じ! ビート・ミュージックやベース・ミュージックのようなグイグイ来るところはあるのだけど、滑らかでしなやかで、そしてやさしい。

全体の流れも実にスムーズ。曲と曲が鮮やかにつながり、うっとりさせてくれるほどですよ。そんなこの作品はこんな(↓)コンセプトで制作されたようです。日本人らしさが出るべくして出た作品ですね。

葛飾北斎が用いた論理的な作品作りから「invisible vision」と名付けられ、北斎によって描かれた「富嶽三十六景」の「神奈川沖浪裏」や「諸国滝廻り」の一つ「木曾路ノ奥阿弥陀の滝」等、江戸の世俗や風習等、古典的な「和」をテーマに抜群のセンスで変幻自在に纏め上げられた16曲の”短編物語”(ビートアルバム)。 



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この作品のカセットテープを買いました! デザインがいい!



聴き手を森の奥深くに連れて行く、何だか不思議な雰囲気を漂わせるビート・ミュージック ~Exploration By Floating Forest~

/ 2015年5月22日 /

昨日、ブログを更新しようと思いつつ、あまりに眠いので横になったら、寝てしまいました。そのため、昨日はブログの更新がありませんでした。このブログはほぼ毎日更新します。よろしくお願いします。あら、『ほぼ毎日イトイ新聞』みたいなことを書きましたね。

というわけで、今日です。アメリカのビートメイカーであるフローティング・フォレストが新しいEP作品をリリースしていたので紹介します。前作に引き続き、そして名前の通り、森の中を浮遊する感覚を覚える、トリップ感のあるビート・ミュージックを聴かせています。

森の奥のさらに奥のふか~いところに漂っていそうな、何だか不思議な雰囲気。サイケデリックな色彩を帯びたウワモノのフレーズや、ダブっぽいリズムを絡み合わせることにより生まれたかのような、その雰囲気がこの作品の特徴です。

今後、リリースされるであろう、フル・アルバムのサイズの作品でどういう音楽を展開するのか……。楽しみに待ちましょう。



Youtaroによる、なまめかしい雰囲気を漂わせるブーム・バップゆずりのインストゥルメンタル・ヒップホップがいい感じ ~HOUR BeatTape by Youtaro~

/ 2015年5月20日 /

グーッと沈み込んでいく低音域となまめかしくウネるウワモノのフレーズが絡み合うこの感じ……、いい感じです。日本人ビートメイカーのYoutaroがこの音源で聴かせるのは、そんなブーム・バップゆずりのヒップホップ。

タイトルから察するに、ビート・テープのようです。約15分の短めの音源なのでサラッと聴けます。サラッと聴けるけど、音は粘っこい。そしてブラック・ミュージックが持つ黒い音の黒い部分を抽出したような感があって、とにかく黒い。ギラリとした鈍い輝きも放っています。

黒い輝きはかっこよさを、なまめかしさは色気を、それぞれ演出しています。ブーム・バップのかっこよさや、Youtaroの音楽の魅力を凝縮したような音源です。



のらりくらりと進む、酩酊感のあるメロウでダークなヒップホップ ~SEED​.​TΔPE By GREEN ASSASSIN DOLLAR~

/ 2015年5月19日 /

またしても、Green Assassin Dollarがやってくれました! これはもう日本を代表するビートメイカーの1人と言っていいでしょう! 以前の作品と比べると、音楽のスタイルを変えている印象があって、聴き手としてはそういうところもまたうれしい。

以前の作品はこの作品よりも尖った暗さみたいなものを感じさせましたが、ここで聴ける音にはその尖ったところを丸くしたような感触があります。よりメロウに、よりメロウに……、そんなふうにして作り上げたかのような、ゆったりとしたテンポのヒップホップを展開しています。

と、書いてみたのだけど、意識してヒップホップから離れたのかなと思わせる曲がわりと多いです。全体の雰囲気をダークなトーンでまとめながら、映画の感動的なシーンで流れてきそうなリリカルな曲――20曲目とか27曲目――を挟みこみ、そうかと思ったら、8曲目や11曲目、36曲目では物悲しい雰囲気を演出する……。

さらにはメロウなソウル/R&Bや、もっさりとした重いファンクなども加え、様々なテイストをダークなトーンの中に溶け込ませています。それでも、5曲目と24曲目ではかっこいいヒップホップをしっかりと聴かせます。このあたり、さすが。

曲ごとに異なるテイストを加え、それぞれの曲を異なる方向に向かわせることにより作品全体を通して聴いたときに生まれる酩酊感。これがこの作品の特徴なのかもしれません。のらりくらりと進んで、聴き手を心地よく酔わせる、酩酊感のあるメロウでダークなヒップホップです。傑作!



メロウな月曜日のメロウなヒップホップ・ミックス ~Mellow Mondays Vol. 4 - Mellow Arts Guest Mix Mixed By Beater Pan~

/ 2015年5月18日 /

ブルー・マンデーなんて、そんなものイヤだよという人はこれを聴いてメロウ・マンデーにすればいいのさ。ドイツのビートメイカー/DJであるビーター・パンがメロウなヒップホップを聴かせてくれます。無料でダウンロードできます。

甘さと辛さをバランスよく混ぜ合わせながら、気持ちを上げもしなければ下げもしない、何も変わったことがない、いつものおだやかな平日みたいなテンション。それがずっと続きます。リズムは最初から最後までほぼ同じ。

単調と言えば、まあ、たしかに単調です。でもそれがこのDJミックスの狙ったところなのではないでしょうか。タイトルが『メロウ・マンデー』ですから。金曜日の華やかさとはちがう、平日っぽさみたいなものを表現したDJミックス。



Tracklist:

Roy Ayers - Miles Away (Love's Silent Dream)
Tall Black Guy - Al Green's Dream
JuJu Rogers - Hungry
Basquiat - I Used to Love H.E.R.
Brous One - Campana
KOVSH - One Note
Little Indian - One Little Indian (Buckwild Remix)
The Doppelgangaz - Timbuktu
Foka - 2AM
Illbisikits - God Bless Your Life
Coops - On & On
Mr. Moods - Perspective
Figub Brazlevic - Preying Eagle
Beatvadda - The only one
Mad Skillz - All in it
MPadron feat. Dj Full FX, TF Skillz - L'Amalgame
Apani B Fly Emcee - Narcotic
George Fields - Way back when
Kalhex - Rien n'est acquis
Graf Psychofarmaca - The Traveler
George Fields - Emcee's
Big Shug feat. Edo G, Scientifik - Official
Ran Ree - Rugged Feel
Classic der Dicke - Universum (Instrumental)
Ivan Ave - Find Me
Schoolz of Thought - These Things You Say (D-Smooths Reprise)
Pete Flux feat. Rob-O - The Illness
Distortionists - Dope Compensation
FIgub Brazlevic - Le Melomane
AK420 - One Two
Homeliss Derelix - Dead Grounds
INI feat. Rob-O - Center of Attention
Classic der Dicke - Wohin des Weges (Instrumental)

あっちへ行ったりこっちへ行ったりする、ラフな作りの何だか愉快なジャズ・ファンク ~Vault Series #8: 804RiverCityStreets By DJ HARRISON~

/ 2015年5月17日 /

ジャズ・ファンク・バンドであるブッチャー・ブラウンのキーボーディストとしても活動する、ビートメイカーのDJハリソンが新しいビートテープをリリースしていました。インストのヒップホップだと思って聴いてみたら、深く考えずにサラサラッと作ったかのようなラフなジャズ・ファンクを展開していました。

バンドがスタジオでセッションをしたときの音をサンプリングしたのかな?と思わせるラフな作りが特徴です。ザラザラした質感のアナログ感のある音といい、前後のつながりをほとんど考えていないような曲の並びといい、とにかくラフ。ラフって、もう3回も書きました。それぐらいラフなんです。

ほとんどの曲が1分台なので、あっちへ行ったりこっちへ行ったりして、ひとつの作品としてのまとまりを欠いているのがポジティヴな要素になっています。お酒を飲んでいて酔い始めたときのようなフラフラ感があると言えるか……? そんな感覚を覚える何だか愉快なジャズ・ファンクです。



サブマースの新作『ステイ・ホーム』は前作を超える! ……たぶん。 ~submerse - Stay Home (Project: Mooncircle | flau) 26/05/2015~

/ 2015年5月16日 /

イギリス出身のビートメイカーであるサブマースの新作『ステイ・ホーム』が5月26日にリリースされるようです。この作品の一部がサウンドクラウドにアップされているので聴いてみたら……、これが素晴らしい! 前作を超えているでしょう!

……と言うのはまだ早いですかね。全部聴いてないんだからさ。でも、一部ではあるものの、この素晴らしい音を聴いたらね、どうしたって期待してしまいますよ。

鮮やかに変化していくリズム、透明感のあるきらびやかなシンセサイザー、美しく鳴り響くヴォイス・サンプル……、これは最高のビート・ミュージックだ! そう言いたくなるんです、下のティーザー音源を聴くと。



FloFilzやPawcut、Phoniksがトラックを提供したMCのラップがかっこいい! ~GRANATA's sounds on SoundCloud~

/ 2015年5月15日 /

FloFilzやPawcut、そしてPhoniksなどのビートメイカーのトラックに、さっそうと言葉を乗せていくかっこいいMCがいました。アメリカのGRANATAなるMCです。ジャジーなこじゃれたトラックとたわむれるようにラップしています。

たわむれるように軽く……、というところがいいのではないでしょうか。チルアウト感のあるおだやかなトラックの雰囲気を損ねることなく、適度にラフにサッと言葉を乗せていくさまがクール!

そして冒頭に書いたビートメイカーによるトラックがいいのはもちろん、Fellyというわたしが初めて聞いた名前のビートメイカーも、ピアノがキュートに転がる洒脱なジャジー・ヒップホップを聴かせています。













気持ちいいポイントをしっかりと突いてくる、Phoniksによるインストゥルメンタル・ヒップホップ集 ~Phoniks Beats For Sale By Phoniks~

/ 2015年5月14日 /

ソウルフルでジャジーな……、この手のヒップホップはいつ聴いてもいいですね。どんなときに聴いても気持ちよくしてくれそう。このプレイリストはアメリカのビートメイカーであるPhoniksが、サウンドクラウドに1曲ずつアップしていた曲をひとつにまとめたものです。

ドラムの音の太さと丸さ、その上に乗るウワモノのメロディと間……、曲を構成するそういった要素がバランスよく混ざり合っています。気持ちいいポイントをしっかりと突いてきます。

そしてパッと作ったものをサッと出したかのような、いい意味で軽い感じ(リラックス感ですね)が出ているのもいい。そういう曲であるからこそ、いいBGMになってくれます。BGM、というのはもちろんいい意味で。



東京とロサンゼルスの名ビートメイカー2人による共作曲 ~Cazal Organism X Budamunk - Oxytocin Stroll~

/ 2015年5月13日 /

ブダモンクとカザール・オーガニズムという、東京とロサンゼルスの名ビートメイカー2人による共作曲がサウンドクラウドにアップされていました。この2人の特徴がよく出た曲に仕上がっているように感じます。

というのも、厚みのある揺らめくドラムはブダモンクらしく、その上に乗るギャラクティックなシンセサイザーはカザールっぽいんです。……まあ、それよりも、これだけではぜんぜん足りない! もっと聴かせてくれ!と言いたい。

この2人の共作はリリースされるのでしょうか? 楽しみです。



PawcutとHeadtrickなるMCの共演作品 ~Hypochonder EP By Pawcut & Headtrick~

/ 2015年5月12日 /

少し前に紹介したドイツのビートメイカーであるPawcutが、HeadtrickなるMCと組んで作った作品を見つけました。Pawcut & Headtrickという名義でリリースされたEP作品です。無料でダウンロードできます。

Pawcutは、『Maverick』ではチルアウト感のあるジャジー・ヒップホップを展開していましたが、ここではジャズから少し離れて、ソウルに近いテイストのトラックを提供しています。『Maverick』を気に入ったわたしのような人はPawcutのカラーをもう少し出してほしいなあと思うかも。

とはいえ、ソロ作品とは音楽のテイストがちがうからこそ、今後リリースされる作品がどういう方向に進むのか、楽しみになります。フル・アルバムのサイズの作品を聴かないと、どういう音楽を作るのか……、真の姿みたいなもの(?)が分からないんですよね、こういうのは。



ブダモンクがビショップ・ネルーにトラックを提供しています ~Bishy In Japan 16 (Knowing Nothing) [Prod. by BudaMunk]~

/ 2015年5月11日 /

日本人ビートメイカーのブダモンクが1996年生まれの現在18歳というMCであるビショップ・ネルーにトラックを提供していました。この2人だけあって、やっぱりハズしませんね。かっこいい!

ねっとりとした質感の黒いトラックと、これまたねっとりとした質感の声の相性がいい感じです。程よくラフなラップもいい! この曲がシングルとしてリリースされるのか、あるいはアルバムの収録曲なのか……、そういうことはちと分かりません。



日曜日の夜はasoによるリリカルなインストゥルメンタル・ヒップホップを…… ~aso's sounds on SoundCloud~

/ 2015年5月10日 /

ロサンゼルス在住と思われるビートメイカーであるasoが、最近サウンドクラウドにアップした曲がとてもいいので紹介します。ヌジャベスのようなリリカルなインストゥルメンタルのヒップホップが好きな人は好きかもしれません。

シンプルなリズムのドラムの上に乗るピアノとフルートのメロディの美しさ! これが一番の特徴です。夕暮れ時から日が沈むまでを描いたような、ほんの少しのさみしさを感じさせるメロディが心にググッときます。

先述したヌジャベスはもちろん、haruka nakamuraやキース・ケニフなどのポスト・クラシカル系のアーティストが好きな人にも受けそう。







和のテイストを含んだ、ちょっとダークでメロウなヒップホップ ~Kuki Tapes By gad And Karakusa Beats~

/ 2015年5月8日 /

昨日に引き続き、日本人ビートメイカーであるGreen Assassin Dollar関連の音源を紹介します。今日紹介するのはKarakusa Beatsという仙台在住の日本人と思われるビートメイカーとの共作曲です。この曲もかっこいい! 無料でダウンロードできます。

昨日紹介した曲と同じ、組曲の構成になっています。低音域でうごめくリズム、アダルトな雰囲気のホーン、和のテイストを感じさせる弦……などが絡み合う、ちょっと暗めのメロウなヒップホップ。DJクラッシュの曲が丸くなったら、こんな感じ?

インストゥルメンタルだと思って聴いていたら、最後の方でラップが入った曲が出てきます。この曲がまたいいんです。だれの曲なのか、気になるところです。さらに言うと、Karakusa Beatsというビートメイカーのことも気になる……。



インストゥルメンタル・ヒップホップ/ビート・ミュージックの新境地を切り開く曲か? ~a long distance and her lipsticks By Green Assassin Dollar~

/ 2015年5月7日 /

5/4と5/5はブログの更新はお休みですと書いておきながら、5/6も更新をお休みしてしまいました。皆さん、すいません、ソーリー。

今日は気を取り直して、日本人ビートメイカーであるGreen Assassin Dollarの新曲を紹介します。音楽のスタイルがだいぶ変わった印象を受けたので、これは紹介しなくてはならん、というわけでこうして取り上げております。

以前はビートが前に出るダークな雰囲気のインストのヒップホップ……という感じでしたが、下に貼り付けた2曲の新曲はメロウに、よりメロウに……という感じ。リリカルに、よりリリカルに……とも言えるかな。

これまでのダークな雰囲気は変わることなく、ビートが引っ込んで、つややかなウワモノのメロディが前に出てきています。

そして何といっても曲の構成。これがこれまでとは全然ちがう。この手のインストのヒップホップ、ビート・ミュージックとしてはめずらしい、組曲の構成になっているんです。複数の短い曲がつながって、1曲になっています。

新境地を切り開くような2曲です。組曲の構成になっているところなんかは、自身の新境地というだけではなく、この手の音楽の新境地と言っていいかも……。ダウンロードはできないようなので、下のプレイヤーで聴いてみてください。





ウィル・スミスの息子、ジェイデン・スミスがかっこいいラップを聴かせています & ブログGW休暇のお知らせ ~Offering & Beast Mode By Jaden Smith~

/ 2015年5月3日 /

いやー、おどろきましたよ、これは! 俳優のウィル・スミスの息子がこんな活動をしているなんて! 下に貼ったかっこいいヒップホップはウィル・スミスの息子であるジェイデン・スミスによる曲です。

フレッシュ・プリンスという名前でMCをやっていた、ウィル・スミスの血を引き継いだということでしょうか。「Offering」ではソウルフルなおだやかなトラックの上に軽やかに、「Beast Mode」では切れ味鋭く、言葉を乗せています。

そしてさらにおどろいたのはTom Misch、Ta-kuという若き才能がプロデューサーとして関わっているということ! こういうアンダーグラウンド(という言葉はふさわしいのでしょうか?)のプロデューサーと組んでいるのもおもしろい。

ジェイデン・スミスのことを知ったのは、毎週水曜日の23時から24時に放送されている松浦俊夫さんのラジオ番組『Tokyo Moon』で「Offering」が流れたからです。この番組ではかっこいい曲が流れるので、ぜひ聴いてみてください。番組のホームページはこちら





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「Offering」をプロデュースしたTom Mischの曲



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「Beast Mode」をプロデュースしたTa-kuの曲



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ゴールデン・ウィークのため、明日(5/4)と明後日(5/5)は、このブログの更新はお休みです。何をエラソーに言ってやがる! オマエにゴールデン・ウィークなんかないよ!と思った方にはあやまります!

ゴールデン・ウィークを家で過ごすときには、このヒップホップのDJミックスを! ~Radio Juicy Vol. 146 (sofasunday by smuv)~

/ 2015年5月2日 /

ドイツのヒップホップ・レーベルであるレディオ・ジューシーのDJミックス・シリーズが、またしてもかっこいいDJミックスを届けてくれました。ミックスをしたのはドイツのsmuvなるビートメイカー/DJです。無料でダウンロードできます。

この最新作も、これまでにこのシリーズでアップされてきたものと、音楽のテイストはそれほど変わりません。ジャジーでソウルフル、そしてファンキーでありながらもユルい、そんなヒップホップを展開しています。

休日の午後を家で過ごすときのBGMになりそうなユルい雰囲気があるのと同時に、日常からトリップしたかのような、独特のすっとぼけた感じがあって、聴き手を日常からゆっくりと引き離していくよう。そんなわけで、ゴールデン・ウィークにこの記事を書いてみました。

くぐもった音のドラムがゆったりとしたテンポを刻み、その上にローズ・ピアノやヴィブラフォンのメロウな甘いメロディが乗っていく、という作りです。ラップが入った曲とインストゥルメンタルがバランスよく配置されています。

何よりも一番いいのは……、というか好きなのは、古いアナログ・レコードを聴いている感覚を覚える、モッサリとしたあたたかい音が続いているところです。すべての音が気持ちよく耳に入ってきます。

たとえば、ボフンと鳴るモッタリとしたバスドラムの音や古めかしいローズ・ピアノの音、ほがらかな雰囲気を漂わせるホーンの音……、こういった音がいい感じじゃないですか。うーん、気持ちいい。



Tracklist:

01. wildcookie - flashy flashy
02. frost - sonntag
03. fvorta - mastaic feat. smuv
04. made in m - tenue
05. funkdoobiest - rock on
06. suff daddy - pattern select
07. wun two - city sleeps
08. pete rock - for the people
09. big l - mvl (flofilz remix)
10. joe space & drumtomski - coitus per os (prod. frost)
11. made in m & smuv - goa
12. man of booom - sneaky
13. flofilz - veturna
14. scarf face - cash oder bitchez (feat. rob really)
15. notorious b.i.g. - the what (feat. method man)
16. frost - 5,4%
17. wun two - winter in rio
18. sabata - wind
19. flofilz - papillon
20. suff daddy - lotta hydro
21. made in m - warmwinter
22. hubert daviz - buddah shank
23. youtaro - green pad
24. j dilla - purple

耳に心地よくなじむ、朴訥とした雰囲気のインストゥルメンタル・ヒップホップ ~dust.tapes #1 by GREEN ASSASSIN DOLLAR~

/ 2015年5月1日 /

日本人ビートメイカーであるGREEN ASSASSIN DOLLARの『dust.tapes #1』なる音源を紹介します。このビートメイカーがこんなにかっこいい音源をアップしていたなんて……、知りませんでしたよ。

この音源の詳細……、たとえば、アルバムのダイジェスト音源なのか、短い曲をつないだ組曲なのか、みたいなことはよく分かりません。まあ、そういうことは置いておきますか。気持ちよく聴けるので、とりあえず気持ちよく聴きましょう。

音楽的にはダウンテンポとヒップホップを軸にして、ジャズやソウルを絡み合わせた感じです。奥まったところで鳴っているように聴こえるドラムの上に、リリカルなピアノのフレーズや、まろやかな電子音がゆったりと乗っていきます。

熱くなることもなければ、冷めることもない、朴訥とした雰囲気。古いレコードからサンプリングしたかのような、ヴィンテージ感のあるあたたかい音……。こういうところがあるのがいいですね。耳に心地よくなじみます。



 
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