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あらゆる音が揺れに揺れる、昭和のジャズの香りが漂う、ジャジーなインストゥルメンタル・ヒップホップ ~"1 9 8 8" EP By R I T U V L S~

/ 2015年6月30日 /

いい感じに脱力したジャジーなインストゥルメンタル・ヒップホップ。ダウンテンポやチルアウトのテイストもあります。アメリカ・テキサスのR I T U V L Sなるビートメイカーが初めてリリースした作品のようです。

ジャジー・ヒップホップとは言っても、おしゃれなジャズではなく、日本人の感覚からすると昭和の香りと言いたくなる(?)ジャズを取り入れています。もっとも昭和のジャズの雰囲気があるのは2曲目ですね。

そしてあの音もこの音も、あらゆる音が揺れに揺れていて、その揺れる音が怪しい酩酊感を生んでいます。力を完全に抜かれた音が宙に放たれ、ユラユラと漂っているかのよう。この揺れる音と昭和っぽいジャズがあるのが、この作品の特徴です。



オディッシーがタイニー・デスク・コンサートに出演していました ~Oddisee: NPR Music Tiny Desk Concert~

/ 2015年6月29日 /

アメリカ・ワシントンのアンダーグラウンド・ヒップホップ・シーンの最強トリオと言われる、ダイアモンド・ディストリクトのメンバーでもあるオディッシーが、タイニー・デスク・コンサートに出演していました。

この人が、というかヒップホップのMCがこのライヴに出演するというのは意外な気がします。ドラムとキーボードをバックにして、軽やかに言葉をつないでいます。ちょっとドラマチックな雰囲気のピアノがかっこいい。



今夜はこのハート・ウォーミングなアンビエントを聴いて夢の中へ…… ~Still Forms Drift By Twigs & Yarn~

/ 2015年6月28日 /

まったく、いやになってしまうぐらい心地よい……。このハート・ウォーミングなアンビエントを聴いてしまったら、夢の中に行くしかないですね。今すぐ部屋の電気を消して、目をつぶりましょう。

……と、そんなことを言いたくなる作品。ステファン・オルサクとローレン・マクマレーの2人からなるアメリカ・テキサス出身のデュオである、ツイッグス&ヤーンの新作です。フル・アルバムとしては2作目となる作品だと思います。

ポコポコとやさしく鳴るリズム、フワフワと漂う電子音、フィールド・レコーディングで採取した自然音、つま弾かれるアコースティック・ギターの音、消え入りそうなウィスパー・ヴォイスの歌声……。

そういった音が折り重なり、繊細な心地よい音楽となって耳に入ってきます。ほんのりとしたあたたかさを持った音と、ほんの少しの冷たさを持った音がいいあんばいに混ざり合っていて、音の温度がちょうどいい。

それぞれの曲は日が沈むようにゆったりと進んでいきます。今夜はぼんやりとこれを聴いて、気持ちよく夢の中に行きましょう。きっといい夢が見れるはずです。



これは音響系のインストゥルメンタル・ヒップホップと言えるか? ~Slumber By compro~

/ 2015年6月27日 /

ふか~いところに沈み込んでいくように鳴る、低音域の音が心地よい作品です。音響系のインストゥルメンタル・ヒップホップ? そんなふうに言っておきます。ヒップホップ版ボーズ・オブ・カナダと言ってもよさそうです。

作者はアメリカのcomproというビートメイカー。和風のアートワークは何の意図があるのか、よく分かりません。音楽にはそれほど和のテイストはないし……。冒頭に書いた低音域の音の感じ、それがこの作品の気持ちいいポイントです。

ウワモノで変化をつけることはなく、リズムで変化をつけることもない。やっぱり低音域の鳴り方ですね。そういう音楽なので、音響系という何だかなつかしい言葉を使いたくなります。そして心地よいチルアウト感があることも加えておきます。



インストゥルメンタル・ヒップホップの入門盤のようであり、チルアウト・タイムのBGMにもなりそうなコンピレーション・アルバム ~First Light By Various Artists~

/ 2015年6月26日 /

最近のインストゥルメンタル・ヒップホップをこれから聴いてみようという方にはちょうどいい作品ではないでしょうか。メロウ・オレンジとエクスパンションズ・コレクティヴの2つのレーベルが手がけたコンピレーション・アルバムです。

ほんの少しフューチャー・ソウルのテイストを加えたインストゥルメンタル・ヒップホップといった感じの曲が中心。全23曲トータルタイム約72分という、かなりのヴォリュームがあります。最初から最後まで通して聴くのが大変という方は最初から聴いたり、途中から聴いたりすればいいと思います。

同じようなテイストの曲が並んでいて、いい意味で前後の曲のつながりがそれほど感じられないので、どこから聴いても楽しめます。どの曲を最初に持ってきても自然な流れで聴けます。

キラキラと輝く電子音とコミカルなゲームの音を絡み合わせてリリカルな雰囲気を作り上げるサブマースの曲や、つややかなフルートの音が心地よいMecca:83の曲、そしてフューチャー・ジャズを取り込んだOzay MooreやKhadismaの曲など……、いい曲が並んでいます。どの曲も雰囲気がいい!

ほどよくおしゃれで、ほどよくアーバンな雰囲気があって、ほどよくチルアウト感がある、さじ加減がちょうどいいんです。夜を心地よく過ごすためのBGMになりそうなまったりとした感触もあり、いい気持ちにさせてくれます。夜、家でのんびりと聴いてください。



キース・ケニフによる、朝日が昇る様子を音で描いたかのようなポスト・クラシカル風の曲が素晴らしい ~Pride By Keith Kenniff~

/ 2015年6月25日 /

事情により、ブログの更新を2日お休みしました。今日から再開します! 今日はポスト・クラシカルのシーンで人気のあるクリエイター、キース・ケニフがサウンドクラウドにアップしていた曲を紹介します。

いつもいい曲をアップしているので、今回もいい曲だろうなあと思って聴いてみたらやっぱりよかった。おだやかな雰囲気のピアノのフレーズをやさしく包み込むように電子音が鳴る、前半の展開から引き込まれます。

そして2分50秒あたりからリズムが入ってきたときの高揚感がたまらなくいい! 音が少しずつあたたかな熱を帯びていく感じがとても心地よい。朝日が昇っていくところをながめながら聴いたら、最高の気分になるのではないでしょうか。



聴き手をおだやかなビーチに連れて行くインストゥルメンタル・ヒップホップ ~pássaro By wun two~

/ 2015年6月22日 /

ドイツのビートメイカーであるwun twoが新曲らしき曲をアップしていました。トータルタイムは14分19秒で、曲の断片が浮かんでは消えていく、この作りは組曲と言っていいのかな、そんな作りの曲です。

これまでと変わることなく、ヒップホップとダウンテンポを混ぜた音楽を展開しています。ちょっとちがうのはこれまでの作品よりも、より深くに沈んでいく感覚を覚えるところ。特に前半ですね。重い液体の中をズブズブと沈んでいくかのように、ビートが打ち込まれています。

それでも後半ではブラジリアン風の明るいアコースティック・ギターの音や、ほがらかなローズ・ピアノの音が聴こえてきて、ゆっくりと上に上がっていきます。最後には地上のおだやかなビーチの上に連れて行ってくれるので、ご安心を。

人からやる気をうばってしまいそうな、まどろみ中へと導く音楽です。モワモワとしていて、輪郭がはっきりしない、もっさりとした音が耳に心地よく当たります。もうこれを聴きながら寝てしまいましょう。無料でダウンロードできます。

※明日(6/23)はブログの更新はお休みです! あさって(6/24)も休みかも……。



1日の終わりにはこのラグジュアリーな雰囲気のビート・ミュージックをどうぞ ~what​.​a​.​day By AJMW~

/ 2015年6月21日 /

おしゃれで、そしてラグジュアリーな……、とてもいい雰囲気のビート・ミュージックです。音楽的にはビート・ミュージックとフューチャー・ソウルを混ぜ合わせた感じでしょうか。作者はAJMWというイギリスのビートメイカー。

聴いていると、都会のきれいな夜景を高層ビルの最上階からながめているような感覚を覚えます。1日の終わりに温かい飲み物を飲みながら、ゆったりとくつろいで聴きましょう。しっとりとした質感の心地よい音がいい気持ちにさせてくれます。

おしゃれ過ぎず、甘過ぎず、ちょうどいいさじ加減ですっきりとまとめられているところもいいですね。ビート・ミュージック/インストゥルメンタル・ヒップホップにカテゴライズされる作品ですが、チルアウト・ミュージックとして聴く作品ではないかと思います。



emuneによる、なつかしい場所に帰ったかのような気持ちにさせる、ノスタルジックな雰囲気のインストゥルメンタル・ヒップホップが心地よい ~1993 By emune~

/ 2015年6月20日 /

前回紹介したオールウェイズ・プロパーなるレーベル。やっぱり、このレーベルは今後チェックしていかなくてはならないようです。このレーベルに所属していると思われるemuneというアメリカのビートメイカーによる、今回紹介する『1993』も心地よい深い暗闇の中へと連れて行ってくれました。

音楽的にはヒップホップを軸にして、ダウンテンポやチルアウトのテイストを取り込んだインストゥルメンタルです。ノスタルジックでおだやかな雰囲気、これがこの作品を心地いいものにしているように感じます。自分の好きななつかしい場所に帰ったかのような、そんな心地よさを覚えます。

そしてリリカルなメロディを奏でるピアノやホーンとヴォイス・サンプルの絡み合いがいい! 特に2曲目のイントロの部分や4曲目にある、映画かドラマのセリフ?からサンプリングしたようなヴォイス・サンプルの入れ方が好きです。

どの曲も雰囲気がよく、ゆったりとまったりとした気持ちにさせてくれます。あくまでも淡々と冷静に進んでいくところなんかも、家で日常的に聴くにはぴったりではないかと思います。ボーッとしながら、ボンヤリとしながら、耳を傾けてみてはいかがでしょうか。



インストのヒップホップが好きな人は要チェックのレーベル? ~Back To Basics By ALWAYS PROPER~

/ 2015年6月18日 /

ヒワイな怪しい写真、そして“バックへ基本原則”という不思議な言葉……。このジャケット、何だかヤバい曲が収録されていそうな雰囲気があると思いませんか? そう思いつつ聴いてみたら、しっかりと深い暗闇の中へと連れて行ってくれました。

オールウェイズ・プロパーというアメリカのレーベルに所属すると思われるビートメイカーの曲を集めたコンピレーションです。この手のダークなインストのヒップホップとしてはオーソドックスと言っていいスタイルの音楽を展開しています。

行き着く先は路上の暗闇……、そんな感覚を覚えるソウルやジャズを取り込んだヒップホップが中心。深く沈み込む暗く冷たい音が耳に心地よく入ってきます。ピシャッとした冷たさと、ヒタヒタと忍び込んでくる怪しさが絡み合ったような音です。

……かと思いきや、3曲目や5曲目ではヌジャベスを思わせる、リリカルな曲も聴かせます。胸にしみる、このしんみり感もまた心地よくていい感じ。夜、暗い音楽を聴きたくなったときに、聴いてみてはいかがでしょうか。気持ちが落ち込みそうな音楽に思えるのだけど、不思議なもので、気持ちを落ち着かせてくれます。

このレーベルの作品は今後チェックしていかないと! ……というのは、こういうナイスなコンピレーションをリリースしているのだから、言わずもがなといったところですかね。



チープな映像とチープな音がうまく混ざり合った、アンダーグラウンド・ヒップホップのミュージック・ヴィデオ 3選

/ 2015年6月17日 /

MTVで流れているヒップホップのミュージック・ヴィデオを見ていると、金のネックレスをジャラジャラつけて、高級なスポーツカーに乗って、派手なおねえちゃんをはべらかす……、そんな光景をよく見ます。まあ、とにかく派手なわけですよ。

今日はそれとは正反対にある、アンダーグラウンド・ヒップホップのミュージック・ヴィデオ(と言っていいのかな?)を紹介します。古いヴィデオ・テープを再生しているかのような、チープな粗い質感の映像と、同じくチープな音がうまく混ざり合っていい味を出しています。

映像はキュートであったり、ユーモアがあったりするのだけど、何だか不気味な雰囲気を漂わせています。それが特徴ですかね。ところで、映像の元ネタはどこから持ってきているのだろう?







ホセ・ゴンザレスが聴かせる、心地よいフォーク・ソング版チルアウト・ミュージック ~José González: NPR Music Tiny Desk Concert~

/ 2015年6月16日 /

いい歌! 本当にいい歌です。これはフォーク・ソング版のチルアウトといった感じでしょうか。スウェーデンのシンガーソングライターであるホセ・ゴンザレスが心地よい木漏れ日が降り注ぐ、おだやかな森の中へ連れて行ってくれます。

ホセ・ゴンザレスがタイニー・デスク・コンサートに出演したときの映像です。音楽がこのライヴの雰囲気によく合っているのが、まずはいいですね。そして平熱でありながらも、それでいてほっこりとしたあたたかさのある歌声が心にしみます。

夜、寝る前に聴いたら、いい夢を見れそうです。一日の終わりにぜひどうぞ。



アルツがサウンドクラウドにアップしている曲がおもしろい! これは新曲か? ~Altz's tracks on SoundCloud~

/ 2015年6月15日 /

岐阜県生まれ、大阪育ちのクリエイター/DJであるアルツが、サウンドクラウドにアップしている曲がおもしろいので紹介します。これからリリースされる作品の音源なのかな? 詳細は分かりません。

わたしの好きな曲を下にいくつかピックアップしてみました。軽やかに脱力した雰囲気が心地よく、それでいて何だかヒネくれている、コミカルなニュー・ディスコやビートダウン・ハウス、ジャズを展開しています。









こじゃれていてまったりとしている、心地よいチルアウト感を漂わせるジャジーなインストゥルメンタル・ヒップホップ ~day dreams By Jack CC~

/ 2015年6月14日 /

もう、たまりませんね、このこじゃれた雰囲気! 大好きです、こういうの。そしてまたかる~い感じというか、スカした感じ(?)に仕上げているのもいい! おしゃれな音楽という枠組みに入る音楽を毛嫌いしている人のハートも捕らえそうな魅力がある作品です。

作者はJack CCなるイギリス・ロンドンのビートメイカー。もうすでにいくつか作品をリリースしているようで、この『day dreams』はいまのところの最新作です。こじゃれた感じとまったりとした雰囲気をいいあんばいに混ぜ合わせた、ジャジーなインストゥルメンタル・ヒップホップを展開しています。

チープなビートの上で軽やかに踊るピアノやギター、ホーンのシンプルなメロディがこじゃれてる! このメロディに一発でヤラれました。白昼夢というタイトルに通じるチルアウト感もあって、眠りと目覚めの間にいるような心地よさもあります。

インストゥルメンタル・ヒップホップとして楽しめるのはもちろんのこと、毎日のチルアウト・タイムのBGMとして聴き手をいやしてもくれるはず。やわらかいソファにでもすわって、まったりとした気持ちで聴きましょう。



今年の夏の夜はサブマースを聴こう ~Slumber Session: Submerse~

/ 2015年6月13日 /

最近、新作『ステイ・ホーム』(この作品についてはまたこのブログで書きます)をリリースしたばかりのイギリス出身のビートメイカーである、サブマースのセッション音源(ライヴ音源?)がアップされていました。これがめちゃくちゃ心地よい!というわけで紹介します。

ビート・ミュージックやベース・ミュージックからヒップホップ、ダウンテンポやエレクトロニカ、フューチャー・ソウル……、などのおいしいところを少しずつ抽出してブレンドしたような、そんな音楽を展開しています。

太くて厚みのある低音域の上にキラキラと輝く音の粒がゆっくりと舞い落ちていくさまが美しく、そして心地よい! この音楽はどんな聴き手の心でも、ちがう世界に連れて行ってくれるはず。最高のチルアウト感、トリップ感を漂わせています。

良質のダウンテンポやエレクトロニカにある、心地よさや気持ちよさがあり、ヒップホップのストリート感やワルさみたいなものもある。それからフューチャー・ソウルのおしゃれ感や甘さも忍び込ませる、このバランスがばっちり決まっています。

今週末はこの心地よい音楽にどっぷりと浸かりましょう。夏の夜に吹く涼しい風を思わせるさわやかさもあって、今の時期に聴くのにもちょうどいい。今週末……だけではなくて、今年の夏の夜のBGMになる音源です。



静かな夜を描くメロウなインストゥルメンタル・ヒップホップ ~DUST​.​TΔPE By Green Assassin Dollar~

/ 2015年6月12日 /

雨がしとしとと降った後のような、しっとりとした質感の音が心地よく響く、静かな夜のお供にぜひどうぞ……、といった感じの作品でしょうか。このブログで最近よく取り上げている日本人ビートメイカー、Green Assassin Dollarの作品です。

最近リリースした作品と同じテイストの、リリカルな雰囲気のメロウなインストゥルメンタル・ヒップホップを展開しています。ひかえめに鳴らされる丸っこいビートの上に、メロウなメロディを奏でるピアノが乗っていく作りの曲が中心。

乾いた夜に潤いを与えるやさしい音楽です。聴き手をちがう場所へ連れて行く、チルアウト感やトリップ感があると言えるのだけど、そういう感覚よりも心地よさや安らぎを強く覚えます。

この作品は無料でダウンロードできるので、Green Assassin Dollarのことを知らないという人こそ(?)、聴いてみてください。



アーバンな雰囲気のメロウなディスコ・ファンクを2作品 ~Summer funk. By Soulastik & STFU By Dam-Funk~

/ 2015年6月11日 /

シティ・ポップの香りがあって、ちょっとイナタい感じがある、アーバンな雰囲気のメロウなディスコ・ファンク……、といった風の作品が2つアップされていたので紹介します。どちらも同じようなテイストの作品なので、同時に取り上げるとまとまりがいいかなと思いました。

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まずはSoulastikなるモンテネグロのクリエイターによる『Summer funk.』という作品です。天気のいい夏の日の夕暮れ時に、海沿いの街道を車でスーッと駆け抜けていくときのBGMのような……、そんなさわやかな曲が並んでいます。

タイトルの通り、夏に合いそうな作品です。これからの季節に、ほてった体をいやす清涼剤になってくれるかも。



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そして次はアメリカのキーボーディストであるデイム・ファンクの作品。こちらは無料でダウンロードできます。ねちっこくねっとりとウネる低音域と、ビキビキと鳴るキーボードの絡み合いがいい感じ。4曲目の最後の方で聴こえてくる、メタリックなエレキ・ギターもいい!

スタイリッシュなんだけど、何だかヤボったい、絶妙のバランスがいい味を出しています。ダサかっこいいと言えるかな? 『Summer funk.』が夏の夕暮れ時なら、これは星が輝く夏の夜……、といったところでしょうか。

※ダウンロードはこちらのページにある“DAM-FUNK - STFU”をクリック



ボビー・ハッチャーソンの曲をヒップホップに仕上げたら? ~Bobby Hutcherson - Session Vol​.​10 by The Beatfonics Crew~

/ 2015年6月10日 /

ボビー・ハッチャーソンといったら、ヒップホップ系のビートメイカーやDJにとても人気があるジャズ・ヴィブラフォン奏者です。いろいろな曲がサンプリング・ソースとして使われていますし、ヒップホップのDJが作ったジャズのミックスCDなんかにも多くの曲が使われています。

これはそんなボビー・ハッチャーソンに敬意を表して制作されたと思われる(?)作品です。リミックス集なのか、ボビー・ハッチャーソンの曲をサンプリングして作った曲をまとめたものなのか……? 詳細はよく分かりません……。

The Beatfonics Crewなるイタリアのレーベルからリリースされていて、そのレーベルに所属するクリエイターによる曲で構成されています。落ち着いた大人の男の色気とでも言いますか、そんな雰囲気のジャジーなインストゥルメンタル・ヒップホップが中心です。

よく手入れされた使い込まれた古い家具のような、ヴィンテージ感のある落ち着いた音であるのと同時に、ヒップホップらしいワイルドなところもあります。ヴィブラフォンやピアノ、ホーンの音の響き方がセクシー。



月曜日の夜はこのアンビエントを聴いてチルしましょう ~Ambient Mixtape Vol. 12~

/ 2015年6月8日 /

このブログで何度か取り上げている、“Ambient Mixtape”なるタイトルのアンビエントのDJミックスの最新作がアップされていました。今回も心地よいアンビエントを聴かせてくれています。無料でダウンロードできます。

これまでと同じように奇をてらったところがないのがいい! 終始安心して聴いていられます。ゆったりと、そしてまったりとした気持ちにさせてくれます。約30分という短めの尺にしているのも、サクッと聴けていいです。



Tracklist:

00:00 Exist Strategy - Balcony
03:27 Amoeba - Shy
08:13 Hiber - Coffee
10:35 Michael Harris - Growth
13:09 SineRider - Mismer
14:57 Lucas Forchhammer - Heading Nowhere
16:50 NAAJS - Multi Coloured Sky
21:59 Mvnners - Last Time I Saw You
27:00 Need a Name - All You Searched For

気持ちいい休日をさらに気持ちよくするユルいヒップホップ ~CITY By matatabi~

/ 2015年6月7日 /

チルアウト感のあるユルいヒップホップの作り手の名手として、この人は外せないでしょう! 日本人ビートメイカーのmatatabiです。この最新作でも変わることなく気持ちいい音楽を聴かせています。

独特のユーモアというか、コミカルな雰囲気というか、はたまたすっとぼけているというか……? そういった要素はもちろん健在。おだやかな休日を音で表現したかのようなユル~い空気を漂わせています。

ボーズ・オブ・カナダの『ザ・キャンプファイア・ヘッドフェイズ』にある音を思わせる、太陽の光をいっぱいに浴びたような乾いた音が気持ちいい! 『ザ・キャンプファイア~』をコミカルにしたら、こんな感じ? 今日は日曜日。これを聴いてチルしましょう。



※ボーズ・オブ・カナダ『ザ・キャンプファイア・ヘッドフェイズ』収録曲



聴き手の心を南国のリゾート地に連れて行く、あたたかくてユルいインストゥルメンタル・ヒップホップ ~tom c. beat compilation vol. 1 By tom c.~

/ 2015年6月6日 /

少し前、purpan.とtom c.という2人のアメリカ人ビートメイカーによるコラボレイト作品を紹介しました。この片割れのtom c.がソロでも変わることなく、心地よいチルアウト寄りのインストゥルメンタル・ヒップホップを聴かせています。

聴き手の心を南国のリゾート地に連れて行ってしまいそうな、ユルい雰囲気とあたたかい空気をまとった音楽です。気持ちよくトリップできます。古いレコードからサンプリングしたかのようなアナログ感のある音がいい感じ。

チルアウトとヒップホップを混ぜ合わせる、新たな名手の登場!といったところでしょうか。この音源は無料でダウンロードできるので、ぜひ聴いてみてください。



Tracklist:

1. harbor 0:00
2. blunts 0:36
3. windy 1:11
4. waves 2:12
5. sunset 2:48
6. skyline 3:36
7. dusk 4:35

ヒップホップ・ミーツ・チルアウトな心地よいリミックス ~AZ - Doe or Die (madrob beats remix), D’Angelo - Left & Right (FloFilz Remix)~

/ 2015年6月5日 /

日本のビートメイカーであるmadrob_beatsとドイツのビートメイカーであるFlo​Filzがそれぞれ別々に似たテイストのリミックスをアップしていました。曲の雰囲気や音の質感が似ていて、リミックスという共通点もあるので一緒に紹介します。

madrob_beatsはAZの「ドゥ・オア・ダイ」を、Flo​Filzはディアンジェロの「レフト・アンド・ライト」をリミックスしています。どちらもヒップホップ・ミーツ・チルアウトといった感じの音楽。すっとぼけた雰囲気(?)があるところが好きです。





※原曲





キラキラと輝きながら宙を舞う電子音が心地よい、エスクモのライヴ映像 ~Eskmo: NPR Music Tiny Desk Concert~

/ 2015年6月4日 /

どっしりとしたビートがリズムを刻むベース・ミュージックというか、はたまたダウンテンポというか……、何だか不思議な雰囲気の電子音楽を制作しているクリエイターであるエスクモのライヴ映像がアップされていました。

アメリカのラジオ局であるNPRの音楽番組、NPRミュージックのタイニー・デスク・コンサートに出演したときの映像です。エスクモが……、というよりも、この手のエレクトロニック・ミュージック系のクリエイターがこのライヴに出演しているのは意外な感じがします。

そしてこのライヴ。アンビエントのテイストがやや強い、ダウンテンポ/エレクトロニカといった風の気持ちいい音楽を聴かせています。キラキラと輝きながらビートの上に舞い落ちていく電子音がたまらなく心地よい! ほっこり感のある、おだやかなシガー・ロス? そんな印象を受けました。

ペットボトルをつぶしたり、コップをドラムのスティックで叩いたり、2つの木材をぶつけたりして出した音を音楽の中に取り込んでいます。楽器ではない、自分の身の回りにあるものを使って音楽を作る、そのアイディアがおもしろいし、楽しい!



※エスクモのミュージック・ヴィデオ





おだやかでありながらもストイックな……、聴き手をトリップさせるビート・ミュージック ~STEM​.​TΔPE By Green Assassin Dollar~

/ 2015年6月3日 /

Green Assassin Dollarの作品の中でもっともおだやかな作品ではないでしょうか。ここではないおだやかな地平へと……、聴き手を連れて行くトリップ感、チルアウト感を漂わせています。

丸っこいビートが時間の経過を遅くするかのようにゆったりとしたテンポを刻み、その上にリリカルなメロディを奏でるピアノやホーン、電子音が乗っていく、そんな作りのインストゥルメンタル・ヒップホップ/ビート・ミュージックです。ちょっと和のテイストを感じさせるところがGreen Assassin Dollarらしい。

ゆったりとしていて、まったりとしている中に、ストイックな空気を潜ませているところが特徴なのかなと思います。心地よい雰囲気を感じるのと同時に、それとは正反対にあるとも思える引き締まった空気を感じます。

それと、音の温度と言うのでしょうか。熱くもなければ冷たくもない平熱の音。無機的にも思えるのだけど、人肌のあたたかさみたいなものもある音。この温度がちょうどよくて気持ちいい。夜、一人で家にいるときにこれを鳴らしておけば、家の中をいい雰囲気にしてくれそうです。



purpan.とtom c.による、すっとぼけた雰囲気のユルいビート・ミュージックが心地よい ~tides EP By purpan. x tom c.~

/ 2015年6月2日 /

purpan.とtom c.という2人のアメリカ人ビートメイカーによるコラボレイト作品が、心地よくチルアウトできるビートを聴かせているので紹介します。wun twoやFloFilzの音楽が好きな人は好きになりそうな、ダウンテンポとヒップホップ、ジャズを混ぜ合わせたユルいビート・ミュージックを展開しています。

すっとぼけた、という言葉が似合う脱力した雰囲気があるのが特徴です。ユルさとすっとぼけた雰囲気を増幅させる感のある、鼻歌のようなヴォイス・サンプルの加え方もいい! 夜のチルアウト・タイムにぜひどうぞ。無料でダウンロードできます。



Tracklist:

1.purpan. – shore.
2.tom c. – gone.
3.purpan. – sand.
4.tom c. – purple.
5.purpan. – tidelude #1
6.purpan. – sunny.
7.tom c. – surfaced.
8.tom c. x purpan. – tomorrow.
9.tom c. – bridges.
10.tom c. x purpan. – blue.skies.
11.tom c. – again.
12.purpan. – tidelude #2
13.purpan. – blues.
14.tom c. x purpan. – moments.
15.purpan. – warm.
16.purpan. – love.you.

ヒップホップらしいワルい雰囲気を漂わせる、チルアウト・ミュージックとしても機能する、不思議なビート・ミュージック ~NEW TYPE By cram3324moevius~

/ 2015年6月1日 /

ヒップホップらしいヤサぐれた感じを出しつつ、ちょっとチルアウトっぽいな~と思わせる瞬間を忍び込ませる……。このバランスがいいのではないでしょうか。カナダで活動しているという日本人ビートメイカー、CRДMの『NEW TYPE』ではそんなビート・ミュージックが展開されています。

中音域を抜いたような(?)、あえてチープに仕上げたと思われる、ローファイかつスモーキーな音がヤサぐれた雰囲気を生んでいます。危険な香りが漂う深夜の路上を想起させる、この音がかっこいい! ヴォイス・サンプルの使い方もばっちり決まっています。

ワルいチルアウト・ミュージック……、なんていう意味が分かるような分からないような言葉が似合う気がする作品です。これはドラッギーというのかな……?



 
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