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まったりと、そしてしっとりとした質感の心地よいビート・ミュージック ~Insight By AJMW~

/ 2015年8月31日 /

遅い夏休みをとっていたため、ブログの更新はお休みでした。遅い夏休み……、なんてアナウンサーみたいですね。今年はお盆の期間に休みをとらなかったのです。というわけで、今日から再開します。

今日は月曜日の夜をまったりと心地よく過ごすときにちょうどよさそうなインストゥルメンタル・ヒップホップ/ビート・ミュージックを紹介します。AJMWなるイギリスのビートメイカーによる作品です。

フューチャー・ジャズ(ちょっとなつかしいジャンルですね)やフューチャー・ソウルのテイストを忍び込ませることにより、全体の雰囲気をググッとおしゃれにしています。このおしゃれっぷりはイギリス人ならではのものなのでしょうか。

まったりと、そしてしっとりとした質感の音が心地よく、曲ごとにリズムを少しずつ変化させていて、全体の流れも鮮やか。心地よい流れが最初から最後まで続いていきます。キーボードやホーンなどの楽器のメロディもまたいい! 気持ちよく酔わせてくれます。

せまいアパートで聴いても、もしかしたら高級マンションで聴いている気持ちにさせてくれるかもしれない、アーバンな雰囲気を漂わせるビート・ミュージック。トロりとトロけてしまいましょう。



このインストゥルメンタル・ヒップホップが誘うのは地下室の暗闇か…… ~Rizla Method Beat Tape By W.W × Ga$~

/ 2015年8月27日 /

いつもかっこいいビートを聴かせてくれる、グリーン・アサシン・ダラー関連の新しい音源がサウンドクラウドにアップされていました。多作の人なので、すべての作品をチェックするのが大変だと思いつつ、楽しんで聴いています。

今作はウィリアム・ウィルソンという海外のビートメイカー……と思ったら、何だかこの方、日本人っぽいんですよね。実際のところはどうなのでしょうか。

どこの国の人かということは置いておいて、いやー、この新作もいいですよ! おばけが出てきそうな地下室に連れて行くかのような、ダークなインストゥルメンタルのヒップホップを展開しています。

ユラユラと揺らめくビートと和のテイストを感じさせる怪しげなウワモノのフレーズが絡み合って暗い雰囲気を作り上げ、そこに映画の音声(なのかな?)をサンプリングした音を挟み込むことにより、ほんの少しユーモアを加えています。ブラック・ユーモアのあるインストのヒップホップといったところですかね。

サウンドクラウドにアップされている音源はDJミックスの作りになっていて、無料でダウンロードできる音源は1曲ごとに分かれた作りになっています。どちらがいいのかと聞かれたら、どちらもいいですと言っておいてから、DJミックスの作りになっている方が好きかなあと答えます。

というのも、DJミックスの方がウィリアム・ウィルソンの曲にあるブラック・ユーモアと、グリーン・アサシン・ダラーの曲にある和のテイストがうまく混ざり合っているように感じるから。まあ、とりあえず、両方とも聴いてみてください。

※ダウンロードはこちら



ヒップホップのビートメイカーによる、ヘンテコな酩酊感を漂わせるニュー・ディスコ/ディスコ・ブギー ~New Language By beatboxbandit~

/ 2015年8月26日 /

インストゥルメンタルのヒップホップと思って聴いてみたら、ディスコ・ファンク/ディスコ・ブギーを低速で再生したような音楽でした。ヒップホップのビートメイカーが作る、ニュー・ディスコといった感じ? ちょっとデイム・ファンクみたいなところもあるかな。

ビートの鳴り方はヒップホップっぽくて、ベースのウネり方はディスコっぽい。ビートとベースが絡み合いながら、低音域をグルッとかき回すように鳴る、この音がかっこいい!

ずっしりとした重量感のある低音域がウネるさまが実にセクシーです。ディアンジェロの「ブラウンシュガー」のリミックス(?)から、インストゥルメンタルやラップが入った曲を混ぜつつ、心地よい酩酊感を漂わせています。

全体に統一感があり過ぎないので、曲ごとに雰囲気があっちへ行ったり、こっちへ行ったり……。フラリフラリと揺らめくこの流れがいいんですね。これが心地よいというか、奇妙とも言える、ヘンテコな酩酊感を生んでいます。

ディアンジェロやデイム・ファンクのような音楽が好きな人、それからアンダーグラウンド・ヒップホップが好きな人まで、黒い輝きを放つグルーヴが好きな人は聴いてみてください。



夏の終わりの夕暮れ時に合いそうなドリーム・ポップ/チルウェイヴ ~Tora - Sugar Snap - CARDINAL SESSIONS (Haldern Pop Special)~

/ 2015年8月25日 /

ドリーム・ポップあるいはチルウェイヴといったあたりの音楽を展開する、オーストラリアのバンドであるTora(トラ? トーラ?)のライヴ映像がとても心地よいので紹介します。

ふんわりとやわらかい電子音と透明感のあるギターの音、そしてかすみがかかったような歌声が美しく重なり合っています。天気のいい夏の夕暮れ時に合いそう。夏の終わりのちょっとさみしい雰囲気もあるので、ちょうどいまぐらいの時期に合うかも。



適度におしゃれなジャジー・ヒップホップを聴いて、まったりしましょう ~Eliot's Mix - Hip Hop Smoothie #11~

/ 2015年8月24日 /

おしゃれなヒップホップは好きなのだけど、おしゃれすぎるのは何だかなー、という方はけっこういるのではないでしょうか。今日紹介するのは、そういう方にこれぐらいのおしゃれさはどうでしょう?とおすすめしたいDJミックスです。

フランスのラジオ局であるFelfelosophyのヒップホップ部門がアップしているDJミックスで、適度な太さの低音域と洗練されたピアノのメロディが気持ちよく絡み合うジャジーなヒップホップを中心にしています。

このラジオ局はいつもおしゃれなヒップホップを聴かせていて、今回もそれは変わりません。ケロ・ワンやウヤマ・ヒロト、シンサイ・トリオなどのジャジー・ヒップホップの代表格(?)と言えるようなアーティストの曲を使っています。

男っぽいワイルドさと女っぽいスウィートさがいいバランスで混ざり合っているのがいいのではないでしょうか。ピアノのメロディが甘い雰囲気を作っておいて、そこにワイルドなバスドラムがググッと入ってくる、という感じ。

全体的にまったりとした仕上がりなので、夜、家で過ごすときのいいBGMになってくれそう。約31分という短い尺になっていて、サクッと聴けるのもいい! ちょっとした時間に気軽に(もちろんいい意味で)聴けるDJミックスです。



Tracklist:

Float - Esbe
Sally's Comet - SkyBlew ft. Sugelema (Prod. Oh Genius)
Dust - Knowmads
Keep It Alive - Kero One (Blazo Mash Up)
Longing For Nia - BopAlloy
Guru Interview 1995
Soul Of Freedom - Uyama Hiroto Ft Cise Starr
Early Dayz Amazement - Shinsight Trio
Fly Love Song - Uyama Hiroto Ft Pase Rock

シティ・ポップ、80年代のソウル/ディスコを使った、夏っぽいさわやかなDJミックス ~NORIO - SANPO 005 By Sanpo Disco~

/ 2015年8月23日 /

ローワン・メイソンという人物による、サンポ・ディスコなるオーストラリアのDJミックス・プロジェクトが定期的にDJミックスをアップしています。これがいい感じなので紹介します。今日紹介するのは第5弾のものです。

音楽的にはシティ・ポップや80年代のソウル/ディスコ風の曲が中心。イナタい雰囲気がいい感じ! アートワークにある夏っぽいさわやかさが音楽にもあって、それがまたいい。

ほどよくダンサブルでほどよくメロウ、ほどよくユルいという作りなので、いろいろな時間帯、いろいろな気分のときに聴くことができそう。上げるでもなく、下げるでもない、ニュートラルなテンションをキープしていて、まったりと楽しめます。



ホンワリとしていて、ホンワカとしているビート ~Fresh Start - EP By nobu loops~

/ 2015年8月22日 /

カセットテープのようなアナログ感のある、ホンワリとしたあたたかい感触の音が心地よいインストゥルメンタル・ヒップホップ。作者は香港のノブ・ループス(と読むのかな?)なるビートメイカーです。

『フレッシュ・スタートEP』というタイトルなので、これが初作なのではないかなと思います。奇をてらったところのない、オーソドックスと言っていい作りのソウルを絡み合わせたヒップホップを展開しています。

いいのはやっぱりホンワリとしたというか、ホンワカとしたというか、そういうあたたかさですね。安心して身を任せられるあたたかさと言いますか。ゆっくりとちがう世界に連れて行ってくれそう。それと、音そのものやアートワークにある、チープな雰囲気も好きです。

P.S. 1曲目のイントロ部分がビートルズの「ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー」のイントロに似ているような気がします。



ヨリス・ヴォーンの新作ミックスCDがかっこよさそう ~Fabric 83 Promo Mix By Joris Voorn~

/ 2015年8月21日 /

オランダのテクノDJ/クリエイターであるヨリス・ヴォーンが、ファブリックのミックスCDシリーズの第83弾となる作品でミックスを担当するようです。その作品のプロモーション用と思われる音源がサウンドクラウドにアップされていたので、サラッと聴いてみたら、これがかっこいい! 

力強くウネる低音域の上をシンセサイザーのフレーズがなめらかにすべる……、そんな気持ちのいいディープ・ミニマル/ディープ・ハウスを展開しています。プロモーション用の音源なので、これが本番じゃないぜって感じなのでしょう。それでもこのカッコヨサ。

そういう音源であるからこそ、正式な作品に期待してしまいます。上品な雰囲気を漂わせながら、それでいて野蛮な雰囲気があるのがいいです。



南国のビーチへと誘うユルーいインストゥルメンタル・ヒップホップ ~Trip ep By matatabi~

/ 2015年8月20日 /

この独特のユルさはやっぱりいい! 日本人ビートメイカー、matatabiのEP作品でございます。『トリップEP』というタイトルのとおり、しっかりとトリップさせてくれるインストゥルメンタル・ヒップホップを展開しています。

冒頭の波の音とカモメの鳴き声からして、気持ちいい音楽が聴こえてきそうな雰囲気を漂わせます。その後は程よくチープな味のあるビートと、波の上に気持ちよさそうに浮かぶようなウワモノのメロディがまったりと絡み合い、聴き手を南国のビーチへとトリップさせる……、そんな感じです。

音楽がいいのはもちろんのこと、アートワークが音楽にマッチしているのも見逃せません。音楽とアートワークはユルいというところで通じているように感じます。



Taoist Insightなるビートメイカーによる怪しげなダウンテンポ ~Taoist Insight - Quiet Insight (Worldly Creativity Primer)~

/ 2015年8月19日 /

Taoist Insightというアメリカ人ビートメイカーによるものと思われる音源が何だか怪しくて、そしてかっこいいので紹介します。少し和のテイストを感じさせる、怪しげな雰囲気のダウンテンポを展開しています。

音の雰囲気だけではなく、「いろはにほへと……」という何の意味があるのかよく分からない映像がまた怪しい……。、



9人のビートメイカーによる戦い? ~BEAT BATTLE #002 By ALWAYS PROPER~

/ 2015年8月18日 /

このブログで何度か取り上げているアメリカ・テキサスのオールウェイズ・プロパーなるレーベルが、『ビートバトル』というタイトルの音源をサウンドクラウドにアップしていました。

9人のビートメイカーがそれぞれ別々に制作した1分弱の曲が順番に並んだ、約8分30秒の音源です。こういう作りなので、ビートバトル……というわけですね。

ソウルとジャズを絡ませたヒップホップといった風の似たテイストの曲が続いていきます。枯れた感じ……というのでしょうか、リリカルな雰囲気の曲が多いような印象を受けます。



真夏の夜のブレイクビーツ ~Submerse Boiler Room LIVE Show~

/ 2015年8月17日 /

ここで展開されている、ベース・ミュージック/ブレイクビーツ/インストゥルメンタル・ヒップホップは夏の夜に合いそう! というわけで、取り上げます。イギリス人ビートメイカーであるサブマースのライヴ映像です。2013年11月に公開されたものなので、最新のものではありません。

それにしてもこの人の音楽にある独特の清涼感は何なのでしょう? この透明感のある瑞々しいブレイクビーツは! サンプラーひとつでこういう音楽を作っているところも何だかおもしろい。

夏の終わりのちょっとさみしい、リリカルな雰囲気を漂わせているのが何よりもいいです……、というか好きです。この記事を書いているのは8月17日。夏の終わりと言えなくもない。そんな時期に合いそうな音楽です。



夏の夕暮れ時に聴いたら気持ちよさそうなトロ・イ・モアのライヴ映像 ~Toro y Moi - Full Performance (Live on KEXP)~

/ 2015年8月16日 /

この人の音楽も夏に合うのではないでしょうか。このライヴ映像で聴かせている音楽も夏のリゾート地へ連れて行くかのよう。アメリカ人クリエイターのトロ・イ・モアでございます。

70年代のソウルやファンクのテイストをギター・ロック、あるいはチルウェイブに落とし込んだような感じと言えるでしょうか。夏の夕暮れ時に聴いたら気持ちよさそうなメランコリックな雰囲気を漂わせていて、それがたまらなくいい!



1990年代のヒップホップと2000年代のヒップホップを混ぜ合わせらこんな感じ? ~Faded Tapes Episode 2 By FADEd~

/ 2015年8月15日 /

ファンクのテイストがやや強い?と思わせるインストゥルメンタルのヒップホップを展開する、イギリス・ブライトンのFADEdというビートメイカーの作品です。どっしりとしたビートがウネり、キレのあるホーンやギターの音が駆け抜ける、そんな作りの曲が並んでいます。

いい意味で特徴がそれほどないと言いますか、こういう風に書くとおもしろくないと言っているようなのだけれど、そうではない……。それほど特徴がないからこそ安心して楽しめる、そういう作品です。

1990年代のヒップホップと2000年以降のヒップホップをバランスよく混ぜ合わせたらこういう感じになるのでしょうか。おいしいところをうまく取り入れている印象を受けます。作りが手堅いなー。



チープで古めかしい、時代錯誤したかのようなインストゥルメンタル・ヒップホップ ~cake By eevee~

/ 2015年8月14日 /

いつもかっこいいインストゥルメンタルのヒップホップを聴かせている、アメリカのレーベルであるオールウェイズ・プロパーから、またしてもかっこいいインストゥルメンタルのヒップホップを収めた作品がリリースされました。

eeveeなるビートメイカーの作品で、ソウルとジャズを絡めたヒップホップを展開しています。チープで古めかしい音、そして曲の始まりと終わりがはっきりしない、曲の一部を切り取ったようなラフな作りがいい味を出しています。

時代錯誤した?と言えるほどの古めかしい音を聴かせる瞬間があり、その音が聴き手を別の世界に連れて行くかのよう。このことが分かりやすく表れているのは5曲目ですかね。違和感を覚える古めかしさ……、それがこの作品の魅力です。



聴き手を夜の南国へと誘うバレアリック ~ID Slumber Session Mix Mixed By Mark Barrott~

/ 2015年8月12日 /

南国の湿った空気を感じさせ、夜の南国へと誘うDJミックスです。BPMに縛られることも、曲同士を繋ぐことに縛られることもなく、ゆったりとしたテンポで進む、心地よい音楽を展開しています。ジャンルとしてはバレアリックですかね。

ミックスを担当したのはイギリス・シェフィールド出身のDJ/クリエイターであるマーク・バロット。この人がミックスしているのなら悪いものになるわけがない!といったところでしょう。

リズムを変化させたり、波の音や鳥のさえずり、ヴォイス・サンプルなどを加えたりしながら、全体の雰囲気を少しずつ変えていきます。気付いたら、南国の夜に連れて行かれている……、そんな感覚を覚えます。夏の夜に合いそうです。



何だか夏っぽいさわやかなディスコ・ハウス ~So Good By Beat Connection~

/ 2015年8月11日 /

夏っぽいさわやかなディスコ・ハウスといった感じ? ディスコ・ハウス……と書くと何だか1990年代っぽい印象を受けるので、ちょっとちがう言葉を使いたかったところですが、思い浮かびませんでした。

アメリカ・シアトルのビート・コネクションというシンセ・ポップ/エレクトロ・ポップのバンドの曲です。カッティング奏法によるギターの音とヴォーカルが反復しながら絡み合うさまが気持ちいい! ちょうどいい軽さがあるのもいいです。

アヴァランチーズっぽいんだよなーと思いつつ聴いていたら、イントロのフィルターがかかったギターの音が、アヴァランチーズの「レディオ」という曲のイントロに少し似ていることに気付きました。



※アヴァランチーズの「レディオ」。似ているような気がします。いかがでしょう?


purpan.が新しい音源をアップしていました。 Vol.2 ~5k. :) By purpan.~

/ 2015年8月10日 /

アメリカのビートメイカーであるpurpan.がまたまたいいビートを聴かせています。基本的にはこれまでとほぼ変わることなく、ソウルやジャズを絡めたインストゥルメンタルのヒップホップを展開しています。ちょっとちがうのは5分40秒あたりから始まるレゲエっぽい曲があるところ?



心地よい眠りへ、あるいは南国のリゾート地へ連れて行くジャズとボサノヴァ ~quiet times 2 By FloFilz~

/ 2015年8月9日 /

ドイツのビートメイカー/DJであるFloFilzが以前、サウンドクラウドにアップしていた心地よいDJミックス『quiet times』の第2弾がアップされていました。これがまたしてもめちゃくちゃ心地よい!

まったりとしたムーディなジャズ、ほんわかとしたボサノヴァが夢の中へ、あるいは南国のリゾート地へ連れて行ってくれます。チルアウトとして機能するジャズとボサノヴァをいいバランスでミックスしています。

気持ちよさそうに空間を泳ぐピアノとホーン、ほがらかなギター、リラックスしきったドラム、子守唄のように聴こえる歌声……。すべての音の響きが心地よい。アカデミックなジャズではない、カジュアルな雰囲気があるところがいいです。

休日の午後に、そして平日の夜のチルアウト・タイムに聴いてみてください。眠りに導く心地よさがあるので、何かやることがあるときには聴かないほうがいいかもしれません。注意してください。

※『quiet times』の第1弾はこちら



ただひたすら暗闇の底に沈んでいくダーク・アンビエント ~In Separation and Isolation By Alaskan Tapes~

/ 2015年8月8日 /

今日も昨日に引き続き、暗い音楽です。いまの暑い季節にこういう冷え冷えとしたダーク・アンビエントを聴くと、体が冷えるような気がしていいかもしれません。夏に怖い話を聞く、みたいな感じ?

Alaskan Tapesというカナダのクリエイターによるこの作品にはそんな音楽が並んでいます。ただひたすら暗闇の底に沈んでいくアンビエントです。重いビートがゆったりとしたテンポを刻み、ピアノが暗いメロディを奏で、電子音やヴォイス・サンプルは行く当てもないかのように虚空をさまよっています。

すべての曲がそういう作りで、ひたすら暗い。しっかりと違う世界に連れて行ってくれます。ひんやりとした洞窟にでも連れて行かれるかのよう?



ただひたすら暗闇を行くダークなブレイクビーツ ~Introspect By FutureBeats~

/ 2015年8月7日 /

重くて暗く、そしてシブい……、そんな雰囲気のジャズやソウルを絡めたインストゥルメンタルのヒップホップです。ビートは深く沈みこみ、暗闇の中でギラリと妖しく輝く光のようなピアノや電子音がその上に乗っています。

作者はフューチャービーツという沖縄のビートメイカー。日本人なのかどうかは分かりません。おそらく若いのだと思いますが、音楽からはワルい大人といったような印象を受けます。ガキにはこの音は出せねーよ、とでも言っているかのよう。

暗闇に一人で取り残されたような、さみしさや暗さを感じます。でもこのさみしさや暗さはイヤなものではなくて、すっきりとしていて、何だか心地よい。真夜中に家で一人でいるときに聴きましょう。



幽玄な雰囲気を漂わせるヒップホップのDJミックス ~Italdred Mix 17: Nekubi~

/ 2015年8月6日 /

これはかっこいい! アンダーグラウンド、あるいはインストゥルメンタル、そういう言葉が付くヒップホップが好きな人はぜひチェックを! イギリス・ロンドンのレーベルであるItaldred RecordsのDJミックス・シリーズの最新作です。

ミックスを担当したのはギリシャのNekubiというビートメイカー/DJ。わりと普通な作りの(?)ヒップホップでスタートしたかと思いきや、少しずつネジれ、少しずつ深く沈み込んでいくようにして、普通ではない方向へ流れていきます。気付いたときには異世界に連れて行かれている……という感じです。

ダークで妖しく、そしてなまめかしい雰囲気がとてもいい。幽玄な……とでも言いますか、そんな雰囲気を漂わせています。それと同時にポップな感覚を少しずつ散りばめながら、約30分というサクッと聴ける長さに仕上げているのもまたいい!

このレーベルのDJミックス・シリーズは、これまでそれほどチェックしてこなかったので、これからチェックするようにしようと思っております。



Tracklist;

NEFFA – IN LINEA
JIMMY JAY – SAVOIR
YUGANA – NOIRE黒
KSG x DRWN – HOLLYVINE
HAJINO – ACCORDIANO
IRN GURU – AFTER PARTY BLUES
BOREALISM – SOOTHE
EDK – HAPPY
MARCO GROUCH – GIGA
RUIDO NOISE – IKARO
JAY ALPHA – MY KO$MIC SAGA
ZIGA MURKO – NADIR
NEKUBI – FNKDAWUN
TIMT – LET ME LUV U
ATAMONE – SOLARPOINT
KID YUMI キッドテオ – SPACE LULLABY
TNG a.k.a.テング – YOU ‘LL KNOW
PURPLE PENGUIN – DIAMOND
POINT 5 x EROTNAS - HIPS#$%@
FUNKONAMI -もともと (MOTOMOTO)
JASPERINO – FOGGY

涼しい風のような歌 ~Ron Sexsmith - Sun's Coming Out - CARDINAL SESSIONS~

/ 2015年8月5日 /

今日……、というか最近……、ブログを更新する時間がないため、とても簡単ではありますが……。今日はこのロン・セクスミスの歌声にいやされてください。

CardinalSessionsというユーチューブチャンネルにアップされていた映像です。歌も映像も気持ちよくていい感じ!



purpan.が新しい音源をアップしていました ~raw.edits.3. By purpan.~

/ 2015年8月4日 /

このブログで何度か取り上げているアメリカのビートメイカーである、purpan.が約18分の新しい音源をアップしていました。1~2分台ぐらい(?)の曲が続いていく作りになっています。無料でダウンロードできます。

ジャケットは和風ですが、音楽に和のテイストはありません。いままでどおり、ジャズとソウルを絡み合わせて、ヒップホップに落とし込んだ音楽です。スッと挿し込まれる、ピアノやギターなどによるフレーズがよくて、曲をグッと引き締めているように感じます。



夏の1曲 ~波よせて By Small Circle Of Friends~

/ 2015年8月2日 /

夏の曲といえば、これですかね。日本のヒップホップ・デュオ(ヒップホップと言っていいのかな?)、スモール・サークル・オブ・フレンズの「波よせて」です。クラムボンがカバーしていました。

引いては寄せる波のようなギターのアルペジオのフレーズからして、もう最高!



※ライヴ映像 「波よせて」は7分22秒あたりから


※クラムボンの「波よせて」


このビートテープは音楽がメインなのか、語りがメインなのか? ~joints vol. 1 By floridomi~

/ 2015年8月1日 /

おしゃべりというのか、はたまた、ナレーションというのか? そういうものが多くてどこまでが1曲なのかよく分からない、全体の構成がおもしろい作品です。英語を理解できればもっと楽しめるのではないかと、そんなことを思ってしまいます。

作者はfloridomiというアメリカのビートメイカー。ジャズを絡めた妖しげなインストゥルメンタル・ヒップホップを展開しています。1曲を聴かせるというより、全体の流れで聴かせる作りです。

ふとしたときに浮かび上がってくる不穏な雰囲気のジャズっぽいフレーズや、ダークな色彩を帯びた電子音がいい感じ。そして最後に少しだけ出てくる、ジャズ・ファンク風のピアノのメロディが場違いのように軽くて、いいアクセントになっています。

最後の曲で少しだけ聴かせる、ジャズ・ファンク風の曲をもっと聴いてみたい!



 
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